岡山県真庭市の静かな山間のなだらかな丘に、堂々とそびえたつ1本の桜、「醍醐桜」。
満開の時期には、その1本の桜を見るために多くの人で賑わい、大変混雑します。
今回はこの醍醐桜の2017年の見所、開花情報や開花予想、見ごろ、アクセス方法の情報をお伝えします。
Contents
2017年醍醐桜の概要と見所
1332年(元弘2年)に後醍醐天皇が、隠岐配流の際この桜を賞賛したことが名前の由来となっています。
そんな昔から立っている醍醐桜は、樹齢700年~1000年と言われ、県下一の巨木です。
岡山県の天然記念物にしていされ、平成2年新日本名木百選にも選ばれました。
その醍醐桜の品種は、「アズマヒガン」といわれるヒガンザクラの一種で、白みがかった淡い紅色の花が特徴です。
あの大河ドラマ「武蔵MUSASHI」のロケ地になったことでも有名です。1本で1000年近くを生き続けた醍醐桜の姿が宮本武蔵の力強さに重なるとして、少年期のシーンに採用されました。
醍醐桜を見るために毎年8万人の人が訪れます。柵などが設けてあるわけではなく、24時間鑑賞できます。
料金は無料です。売店がありますが、アルコール類の販売はされておらず、桜付近での飲食は禁止となっています。
それでも毎年観光客によって周辺にゴミなど落ちているようですが、近隣住民の方のおかげできれいにされているようです。桜といえば飲んだり食べたりも楽しいですが、最低限度のマナーで醍醐桜の美しさを守っていきたいですね。
トイレは10ヵ所ありますが、うち9ヵ所は仮設トイレになっています。3月下旬から桜の咲いている間の期間は「醍醐桜まつり」として、地元の特産加工品が売られ、大変混雑します。
スポンサードリンク
2017年醍醐桜の開花情報、開花予想、見ごろ
2017年尾開花情報はライブカメラで!
醍醐桜には
ライブカメラ
(http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/live-cam/location/daigo.jsp)
が設置してあり24時間開花情報を見ることができます。とても便利ですね!2017年の開花情報はこちらから常にチェックしておいてベストな見ごろに訪れたいですね。
また、観光テレフォンサービス(0867-52-1503)でも開花情報を聞くことができます。
開花予想と見ごろについて
開花予想については、3月下旬から4月上旬ころから開花が始まります。2017年も例年通りか少し早まるということです。
よって、2017年の見ごろは、
例年4月上旬から中旬にかけて
となるでしょう。
5分咲き以降日没から21時までライトアップされています。夜桜もまた、醍醐桜の凛とした美しさが際立ち、とてもいい眺めです。
2017年醍醐桜のアクセス方法と駐車場情報
続いて醍醐桜へのアクセス方法や周辺の駐車場情報をみていきましょう。
醍醐桜がある場所の住所は、
岡山県真庭市別所
です。
車でのアクセス方法
中国自動車道「落合IC」から16km(約40分)、「北房IC」から11km(約30分)
電車とタクシーを使ったアクセス方法
JR姫新線「月田駅」から車で約25分
駐車場
第1~第3駐車場まであり、全部で140台分用意されており、普通車1台300~500円で場所によって違います。
シーズン中車道は一方通行になっています。地図の一番上にある3ヵ所の駐車場が一番広く、帰りもスムーズですのでおすすめです。
週末は特に渋滞していて、車では別所小学校から上まで2~3時間かかります。小学校周辺に駐車して歩いて登ると30~40分で到着します。山道ですので、歩きやすい靴がベターです。
駐車場周辺には警備員が誘導してくれますが、午後5時過ぎると引き上げてしまうため、渋滞が起こりやすいようですので注意してくださいね。
スポンサードリンク
まとめ
岡山にある醍醐桜の開花情報、開花予想、見ごろやアクセス方法、駐車場情報についてみてきましたがいかがだったでしょうか。
現在では、沢山の桜を見に行くことをお花見といいますが、昔は庭先に咲く1本の桜を見ることでもそのように言っていました。
1本のどっしりとした醍醐桜に圧倒され、息を呑む美しさです。
醍醐桜の生きてきた歴史を感じ、自分もこれからがんばろうといった気分になります。
2017年は醍醐桜を見に足をのばしてみてください。
この記事へのコメントはありません。