千葉県香取市の水郷佐原水生植物園では、毎年5月下旬になると150万本のハナショウブが鮮やかに咲き乱れます。
その時期に開催される「佐原あやめ祭り」は地元の方はもちろん、県外各所から訪れる方も多く、たくさんの方に愛されているお祭りです。
園内の水路をサッパ舟と呼ばれる小舟に乗って巡ることができたり、伝統ある芸能演奏会が行われたり、嫁入り船という実際の結婚式が行われたりと気になるイベントが目白押しです。
中でも、サッパ舟に乗れるのは全国数ある花菖蒲園の中でもここ水郷佐原水生植物園だけだそうです。
爽やかな初夏の風を感じながら、見渡す限り広がる紫色の絨毯の中を散策できる佐原あやめ祭り。
気になる2017年のイベント内容、見頃、開花状況、アクセス、駐車場、食事、嫁入り船、バスツアーなどをご紹介いたします。
Contents
佐原あやめ祭り2017 日程、開園時間、入場料について
例年5月下旬くらいから6月下旬まで開催される佐原あやめ祭り。
2017年の開催日時は
6月3日（土）～6月25日（日）
の23日間となっています。
期間中は嬉しい無休。
平日も休日も関係なく毎日ハナショウブを観賞することができます。
開園時間は
8:00～18:30
で、入園は閉園1時間前頃までにとなっているのでご注意ください。
入園料は
- 大人：800円
- 65歳以上：700円
- 小中学生：400円
となっています。大人、小中学生については20人以上で団体割引があります。
ちなみに、6月3日（土）はオープニングイベント開催のため、9:00開園となっています。
間違えて8：00に行かないようお気を付け下さい。
佐原あやめ祭り2017のイベント内容
続いて、イベント内容についてご紹介します。
期間中はここでしか楽しめないイベントや珍しいイベントが行われます。
土日に集中して開催が予定されているので、たくさんの人で賑わうこと間違いなしです。
オープニングイベント
初日の6月3日（土）9:00から行われます。
なんと、入園者先着200名に花菖蒲苗をプレゼント、小学生以下へは「あやめパーク名入り」のクリアファイルプレゼントとなっているのでお早めに足をお運びください！
佐原囃子（さわらばやし）の演奏会
6月3日（土）、10日（土）、18日（日）、24日（土） 各日10:30～／13:00～
おらんだ楽隊の演奏会
6月10日（土） 9:00～／12:00～となっています。
佐原囃子（さわらばやし）の演奏会、おらんだ楽隊の演奏会とも伝統ある芸能演奏会なので老若男女、楽しめると思いますよ♪
嫁入り船
佐原あやめ祭り期間中、一番注目したいイベントは嫁入り船です。
6月11日（日）、17日（土）、25日（日） 各日10:30から行われます。
一般募集での応募から選ばれた方々が実際に挙式を行います。詳しくは下記にまとめたのでそちらをご覧ください。
園内舟巡り
期間中毎日、園内舟巡りが体験できます。
時間は8:30～18:00までで、有料となっています。
昨年は中学生以上が500円、小学生までが200円となっていました。
今年も似たような金額で運行されるのではないかと思います。
舟巡りは1回15分ほどで、一度に20人まで乗れるそうです。
イベントは、天候その他の事情により変更となる可能性ありますので、最新情報は水郷佐原水生植物園のある香取市役所ホームページにてご確認ください。
香取市役所ホームページ:
http://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/suiseishokubutsuen/event/1000300020052.html
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2017年のハナショウブの見頃と開花状況
それでは、佐原あやめ祭り、2017年の見頃や開花状況についてご紹介していきます。
例年のハナショウブの開花は5月下旬～6月の梅雨の時期となっています。今年も同期間の開花となり、時期が大きくずれることはないと思います。
園内で栽培しているハナショウブは、約400品種もあります。
そのため、品種によっては開花の時期が若干異なります。
開花状況については、早い品種は5月中旬から咲き始め、遅い品種は6月下旬にならないと咲かないそうです。
開花はその年の気温に左右されますが、例年では開花最盛期・見頃は6月中旬となっています。もちろん見頃の時期に合わせで出掛けるのがおススメです。
佐原あやめ祭り2017の開催場所、アクセス方法、駐車場について
開催場所
千葉県香取市の水郷佐原水生植物園
住所
〒287-0801 千葉県香取市扇島1837‐2
車で向かう際は、ナビの住所検索で行くといいと思います。
アクセス方法
公共交通機関をご利用の場合
いろいろなパターンがありますのでぜひ行きやすい交通機関をご利用ください。
JR佐原駅からコミュニティーバス「北佐原・新島ルート」（月・火・木・金に運行）にて水生植物園下車、徒歩7分。
もしくは関鉄観光バス与田浦線潮来方面行にて水生植物園入口下車、徒歩5分のパターン。
ちなみに、佐原あやめ祭り期間中はJR成田線佐原駅から植物園まで直通のシャトルバスが運行しているそうです。
乗り間違いがないので、とても便利ですね。
また、高速バスをご利用の場合は、東京駅から関鉄グリーンバス「鉾田駅」行きをご利用ください。
そして与田浦水生植物園で下車し、徒歩5分となります。
お車をご利用の場合
東関東自動車道、佐原香取ICから約14km、大栄ICから約16kmとなっています。
駐車場
乗用車が500台、バスが30台分停められるそうです。
広めの駐車場なので、あわてていかないと停められないということはなさそうです。
駐車料金は無料となっています。
どの交通機関にもいえますが、平日よりどの地が混雑します。
特にバスは待ち時間が発生することもあるらしいので、時間には余裕をもってお出掛け下さい。
園内での食事
残念ながら、園内で食事ができるかは未定です。
ハナショウブを観賞しながら食事をとるのも風流で素敵だなと思うのですが、もしできない場合は園の近くに定食屋やうなぎ屋などの飲食店があるようなのでぜひご利用ください。
一度は見ておきたい嫁入り船♪
期間中のイベントとして一番注目したいと紹介した嫁入り船。
水郷佐原水生植物園のある地区は、元々いくつかの島が集まった集落。
島と島の間には川（水路）が流れており、人々の交通手段として笹の葉に似た舟、通称「サッパ舟」が使われていました。
農仕事や買い物、隣家や親戚の家に行くのもその船が必要だったのです。
もちろん、家にお嫁さんに来てもらうのにも舟が必需品だったので、サッパ舟にお嫁さんが乗った結婚式が行われていたそうです。
今では、この川（水路）が埋め立てられ道路となってしまったので昔の面影は一部しか残っていません。
佐原あやめ祭りで行われる嫁入り舟は、この地区で行われていた結婚式を、実際に再現した催し物なのです。
結婚式を行う方は、一般募集を行い応募された方となっています。
バスツアー
北海道在住の方必見、クラブツーリズムによる新千歳空港発着の「水郷潮来あやめまつり大会と水郷佐原あやめ祭り 3日間」があります。
佐原あやめ祭りだけでなく、同時期に近隣で開催される潮来あやめまつり大会も楽しめる2泊3日の旅です。
料金は59,900円 ～67,900円です。2017年2月12日（日）現在、空きがまだありますのでご予約はお早めにされて下さい。
毎年、関東や近辺地域からのバスツアーも企画されていますので今後に期待です。
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まとめ
2017年の佐原あやめ祭りは、6月3日（土）～6月25日（日）に開催されます。
本格的な暑さが来る前に、ご家族やお友達を誘ってお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、2017年4月29日（祝）に水郷佐原水生植物園は水郷佐原あやめパークとしてプレオープンするそうです。
心機一転された水郷佐原あやめパークで行われる初の佐原あやめ祭りは、例年とは違った祭りになりそうです。
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