乳がんであることがあきらかとなってから早4か月を過ぎようとしています。
子供を持つママにとって、アナウンサーの小林麻央さんの病状は、まるで自分の家族や友人が病気を患っているのと同じくらいの感心事になっています。
これは、小林麻央さんが自身のブログ「KOKORO」で、乳がんであることが発覚してから現在に至るまでのあらゆることを綴っていて、等身大の彼女を感じることができるようになったからだと思われます。
小林麻央さんの病状は一進一退を繰り返しているようにみえます。骨や肺への転移しておりステージ4であることが明らにしていますが、余命はどうなのか、病気は完治するのか、奇跡はおこるのか、ファンならずとも日本中の方が病状を見守っています。
そんな小林さんの現状について考えてみました。
ブログKOKOROで自身の病状を公表「なりたい自分になる」
小林麻央さんが乳がんであるとの週刊誌によるスクープにより公表せざるを得なくなった2016年6月。夫である市川海老蔵さんが緊急記者会見を開き、事実であることを認め真摯に対応していた姿をテレビでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
この会見において海老蔵さんの発言からは、具体的な病状についての明言は避けられていたように感じました。乳がんであることは明らかにしたものの、家族みんなで完治に向けてがんばっている、手術はしていないがそれに向けて療養中、などおおまかな部分しか明らかにならなかったためです。
この会見を見た視聴者の方からは、小林麻央さんの現在の病状はどうなっているのかと心配の声が相次ぎました。手術をするための準備期間といっているのだからまだステージは初期なのではないのか、いや、手術しない状況が1年も続くのはおかしいので手術できないくらい進行しているのではないか、と様々な憶測を呼びました。
海老蔵さんも自身のアメブロでおみまいに行ったりする様子をアップしたりしていましたが、実際の病状について語ることはありませんでした。
会見から2か月ほどたってくると、ネット上ではもう余命が短いのではないかと不安を持つ方が増えてきました。たまに週刊誌で「今はこんな状況だと考えられる」といった記事が出るだけで、どれほど信ぴょう性のあるものなのかが分からない状況でした。
そんな中、突然、小林麻央さん本人がブログKOKOROを立ち上げ自身の口で語ることを決意したのです。小林麻央さんによると、
ブログとという手段で癌の隠れているそんな自分とお別れしようと決めました。
こんな自分勝手な情けない理由でごめんなさい。
でも、一度きりの人生なので、なりたい自分になろうと決意できたことはうれしいです。
と綴っています。
このブログ開設によって、私たちは小林麻央さんが想像していた以上に病状が重いことを知ることになったのです。
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骨や肺に転移 ステージ4であることが明らかとなる
小林麻央さんは、ブログKOKOROの中で自身が乳がんであると診断され受けいれるまでの過程を事細かに綴っています。
乳がんであることが発覚したのは、海老蔵さんと一緒に受けた検診でのこと。
始めはしこりのようなものがあったけれど授乳中だったこともあり心配ないと医師から告げられていたこと。
半年後にもう一度調べてみましょうと勧められたこと。
その半年を約2か月すぎたころに再受診をして乳がんであることが明らかになったこと。
すでにリンパ節への転移があったため手術ではなく抗がん剤が第一選択であったこと。
それから闘病生活がつづき1年以上がたっていること。
現在、骨や肺にも転移していること。
以上のように現在に至るまでの流れをしっかり伝えています。このブログを開設したことにより、ファンの方が直接メッセージを届ける手段ができたため、このブログが更新される度に激励の言葉が多数投げかけらています。
この一連の発表で驚くべき事実も公表されました。それは、
のちに骨と肺に転移
という一文です。
癌に詳しくない方のために確認しておくと、癌にはステージがあり、その進行度によってステージ0~4まであります。乳がんもこの分類にしたがっています。この分類は、がんの大きさやリンパ節転移の有無、多臓器への転移の有無によって分かれます。小林麻央さんはブログを始めたころはリンパ節のしこりもあったということだけを公表しました。この時点で、ステージ2~3であることが明らかとなったのです。さらに、骨や肺に転移ということは、乳がんが原発の小林麻央さんにとっては多臓器への転移にあたります。そうなると現在のステージは4ということになるのです。
乳がんステージ4の余命について
乳がんにおける5年生存率はステージ0の初期ではほぼ100%であるのに対して、ステージ4まで進行すると約30%まで落ち込みます。小林麻央さんはステージ4ということなので、統計データによると5年後に生きていられる確率は30%くらいということになるわけです。これはあくまで平均なので、ステージ4になった方の中には、余命数ヶ月だった方もいれば10年以上ご存命の方もいらっしゃいます。
2016年9月に入って、小林麻央さんは念願の手術を行い無事成功したそうです。ただ、この手術は乳がんの根治のためのものではありませんでした。小林麻央さんのQOL、つまり生活の質を改善させるための手術だったようです。
手術の内容までは公表していませんが、転移した部位を切除したか、原発の乳房周辺を手術したと考えられますが、この手術は癌を全て取り除くといったものではないため治すことが目的というよりも少しでも悪くなるペースを遅くすることが目的だと言えるでしょう。
こうなってくると余命が短いのではないかと心配してしまいますよね。
ただ、幸い現在のところ小林さんは食欲があるようなので少し安心しています。食べられなくなると、急に全身症状が悪化することがあるからです。子供や家族のためにもまだまだ死ねない!生きたい!と心のそこから願っている小林麻央さん。これからも病気と闘っていくと強く決心したところです。
こういった気持ちを持っている方は、比較的余命がながくなるというデータもでているようですので、なんとか二人のおこさんのためにも出来るだけ長生きしてほしいなと心から願っています。小林麻央さんなら奇跡を起こせると信じて。
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