皆さんは「名古屋市農業センターしだれ梅まつり」ってご存知ですか?
農業センター内の梅は10以上の品種の梅があって合計約700本!
品種が多いので花の形や色を様々楽しめるばかりでなく見頃の期間も長い!!
冬の寒い時期に白色や桃色の可愛い花を見つけ驚いたことがありませんか?桜にしてはちょっと時期が早いし…
そうです、それが梅の花なんです。
この記事では、2017年名古屋市農業センターしだれ梅まつりについて、見頃や開花状況、駐車場や混雑状況などをご案内します。
Contents
名古屋市農業センターしだれ梅まつりってどんなおまつりなの?
名古屋市農業センター自体は大変広く、温室や牛や羊の牧場もありますが、その中央に1周約20分のしだれ梅園があります。
名古屋市農業センターしだれ梅まつりはその10種以上約700本の梅が見頃を迎える2月から3月に開催されるおまつりです。
農業センターでしぼった生乳から作られたアイスクリームもありますし、開催される青空市では野菜や加工物がたくさん販売されています。
また大道芸や動物とふれあうなどの催しもありますから、レジャーシートやお弁当をご持参頂くと、梅園の周囲の芝生の広場で、正に春を具現化したようなしだれ梅のカーテンを目で楽しみながら1日たっぷりとお楽しみ頂けます。
会場や開催日程について
会場となる名古屋市農業センター(delaふぁーむ)は
名古屋市天白区天白町大字平針黒石2872-3(電話番号:052ー801ー5221)
にあります。
開園時間は9:00~16:30まで。入園料は無料ですが、ペットは入場不可ですのでご注意下さい。
2017年しだれ梅まつりの開催日程は概ね2月下旬~3月中旬ですが、開花状況や見頃はその年の直前の天候に大きく左右されますので、2017年2月初めからお知らせされる開花情報を公式twitterでご確認されることをお勧めします。
本来、農業センターは月曜日及び年末年始(12月29日~1月3日)はお休みですが、しだれ梅まつりの期間中は無休です。
アクセス方法と駐車場
電車ご利用の場合
①地下鉄鶴舞線「平針駅」で下車、そこから徒歩20分ですが、市バスご利用なら「地下鉄原」行き「農業センター北」で下車、徒歩5分です。
②地下鉄鶴舞線「赤池」で下車、そこから徒歩20分ですが、名鉄バスご利用なら「祐福寺」または「前後」行き「荒池」で下車、徒歩6分です。
車ご利用の場合
名古屋第ニ環状線を「植田IC」で降り、国道302号から国道56号経由で3km、約10分で到着です。
駐車場
普通車190台収容の第1駐車場、普通車34台収容の第2駐車場を含め普段より100台分増設の290台分が準備されます。
普段は無料なのですがこの時期は有料となりますのでご注意ください。
料金は普通車が1回500円、原付・二輪が150円になります。
大型バスやマイクロバスは駐車できませんのでご注意下さい。
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混雑状況
イベントに出かける時、とても重要なのが混雑状況です。
名古屋農協センターしだれ梅まつりはどんな様子なのでしょうか?
農業センターの年間の入場者数の約半数となる約30万人が2月と3月の入場者で、特に3月の入場者が約20万人といいますから、残念ながら2017年も大変な混雑状況が予想されます。
催し物や動物とのふれあいがあったり、放牧場や温室があるなどの特徴を考えると、長い時間滞在するご家族連れが多いのかなと推測できますので、そういう意味でも駐車場待ちが長くなり、混雑状況もなかなか改善されないのかなと思われます。
更に混雑状況について言うなら、駐車場に入る道が一本道なのも影響大だと思われます。従って、駐車場までの抜け道や裏道を調べておくというのは大変重要だと思いますし、混雑しないうちに、早くに駐車場入りするのも良いですね。
そうなると公共機関の利用も検討したいところですので、上記アクセス方法を参考にして頂ければと思います。
梅の見頃と開花状況
開花状況や見頃が直前の天候に大きく左右されることはすでにご案内しましたが、2017年の梅の開花期は概ね2月中旬から3月中旬です。
しかし種類によって若干異なりますので、主なものの種類と開花期を早いものから挙げますね。
「白滝枝垂‐しらたきしだれ‐」
白色、中輪、八重咲き(野梅性)。開花期はやや早咲きの2月上旬から3月中旬で、農業センターにはわずか3本しかありませんが、農業センターのしだれ梅の中では最も早く開花する品種です。
「難波枝垂‐なにわしだれ‐」
約20本が主に農業指導官奥の梅園にあります。紅色、中輪、八重咲き(難波性)で開花期はやや早咲き2月上旬から3月中旬です。難波性のしだれ梅の代表的品種で、フリルのある花弁は目を引きます。
「満月枝垂‐まんげつしだれ‐」
白色、中輪、一重咲き(野梅性)。農業センターに約15本あるこの品種の開花期は、難波枝垂同様やや早咲きの2月上旬から3月中旬です。満月のように丸く見える花弁が名前の由来です。
「呉服枝垂‐くれはしだれ‐」
しだれ梅園の約700本の梅の内、約300本以上を占めるのがこの種類です。桃色、中輪、八重咲き(野梅性)で、開花期は中生で2月中旬から3月中旬です。紫色がかった桃色から、だんだんと淡い色に咲き進む品種です。
「緑萼枝垂‐りょくがくしだれ‐」
白梅の主要品種で300本弱あり、白色、中輪、八重咲き(青軸性)で、開花期は中生で2月中旬から3月中旬です。薄緑色のがくと鮮やかな緑色の枝で八重に白く咲く花は、蕾から咲き始めの時期も美しいです。
「緋の司枝垂‐ひのつかさしだれ‐」
紅色、中輪、八重咲き(緋梅性)で15本ほどあります。開花期は中生の2月中旬から3月上旬です。先が少し丸まってぽってりして見える花弁は鮮やかな緋色で、白くて長いおしべが目立つ品種です。
「藤牡丹枝垂‐ふじぼたんしだれ‐」
淡紅色、大輪、八重咲き(豊後性)。数本しかありませんが人気の品種です。その理由は、藤色がかった淡桃色の花弁が幾重にも重なる大輪の花にあります。開花期は中生の2月中旬から3月中旬ですが、厚い花弁がゆっくり開くので、一つの花が長く楽しめます。花の見頃が長いというのは嬉しいですね。
品種名が不明なものも30本ほどあります。メインの通路沿いにあるこの種類は枝が長く伸びて花付きが良く、花どうしがくっついてモール状に見えるほど。しかも農業センターのしだれ梅の中で最も遅咲きなので、他の品種が散った後も見頃を過ぎてはいません。
名古屋市農業センターには黄色の花を咲かせてくれる「蝋梅(ろうばい」もあります。開花時期は12月下旬~3月中旬ですのでお正月にはもう咲いていますし、見頃も長いと思われます。その特徴は芳香、他所ではあまり見られない蝋梅、甘く上品な香りを頼りに北園を探してみて下さい。
その他にも品種の異なるものが、それぞれの色でそれぞれの美しい花・可愛い花を咲かせてくれますが、いずれも2月初めから3月中旬が開花期なのでご安心下さい。
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まとめ
以上、名古屋市農業センターしだれ梅まつりの魅力は十分に伝わったと思います。できれば開花状況や見頃のみならず混雑状況も事前にご確認頂き、2017年は是非一足早い春を満喫しにお出かけ下さい!
画像ではわからないですが、さぞ、いい匂いがするんでしょうね(^_-)-☆。
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