お正月のイベントの一つ初詣。
昔は親になんとなく連れて行ってもらっていたので、いつまでに行くものなのか、何時までに参拝しないといけないのか、そもそも関東・関西でちがいはあるのかと、曖昧な人多いのではないでしょうか?
この記事では、初詣はいつまでに何時までに行けばいいのかという期間や時間、また関東・関西で違いはあるのかについてご紹介していきます。
初詣とは?
新年になり神社やお寺に「初めて」「詣でる」ことをです。「詣でる」とは自分で参拝することを意味します。関東、関西の違いはなく、新しい年になると初詣に行きます。
意味は、2通りの説があると言われています。「年籠り(としごもり)」と「恵方参り」です。
「年籠り」とはかなり昔からの風習で、大晦日から元旦にかけて家長がその土地の氏神様をまつった神社にこもり豊作や家内安全を祈願することです。その風習が徐々に変化し、江戸時代の頃まで恵方参りと言われました。
「恵方参り」とは、氏神様のいる方角にある神社・お寺にお参りすることを言います。恵方とは縁起の良い方向だと考えられています。
その後、明治中期以降になると、交通機関の発達もあり、有名な神社やお寺に詣でるようになりました。
関東・関西の初詣はいつまでに行けばよいのか?
関東では1月11日頃「松の内」が明け、鏡開きをします。そのころまでに参拝するのが良いとされています。
関西では1月15日頃までに「松の内」が明け、鏡開きとなります。15日までには初詣をしたほうが良いとされています。
「松の内」とは正月飾りを出しておく期間のことです。昔は日本全国一緒の日でした。しかし、徳川幕府の時代、徳川家光が4月20日に亡くなった際に、「20」という数字を嫌うようになった幕府が「松の内」の期間を変えました。その変更が関西の方まで広がらず、現在地域によってバラバラになってしまったと言われています。
「いつまでに」といえば、詣でる場合の日にちによって呼び方があるのをご存知でしょうか。12月31日は「除夜詣」、1月1日は「元旦詣」、大晦日から元旦にかけては「二年詣」、そして新年最初に行くのを「初詣」といいます。この呼び方に、関東・関西の違いはありません。
年籠りの風習の名残や、混み合った参拝者へのインタビューなどがテレビで放送され、三が日に参拝する人が多い印象です。現代では仕事初めもどんどん早くなり、新年明けたらずぐ行く人も多いです。反対に混雑を避け、松の内ぎりぎりに初詣する方も少なくありません。しかし、三が日は露店も多く」にぎわっていますので、雰囲気を楽しみたい方には、大晦日から三が日がお勧めです。
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関東・関西の初詣 参拝は何時までか、お勧めの時間は?
時間帯は関東と関西ではあまり違いはなく、元旦から1日にかけては24時間参拝できます。三が日は22時ごろまで、それ以降はどんどん早まって18時から20時頃までが一般的となります。
「何時までに」というのは基本的に、各神社やお寺によって違うようで、問い合わせて行くことをお勧めします。三が日はたいていの神社やお寺が参拝時間延長していますが、大晦日から元旦はどの時間帯も覚悟して行った方がよさそうです。三が日以降は徐々に参拝客が減り、早朝や夕方などが比較的人が少なくお勧めです。寒い時期なので、日中は参拝するのに長蛇の列ができる人気の神社やお寺もあるようです。
まとめ
初詣は日本人皆が知っているイベントですが、いつまでに行くのか、何時までに行くのかは関東・関西によって違います。
小さいころから知っている初詣ですが、大人になってしっかりとした知識で初詣に行きたいものですね。
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