子どもにとって大切な門出のひとつ「入学式」。
親はもちろん、小さい時からわが子を知っている方にとっても入学式というのは成長を実感できる一大イベントです。
では、もし入学祝いをもらったらお返しはどうしたらよいのでしょうか。
基本的なマナーはもちろん、北海道や東京、大阪、静岡、京都といった地域でのマナーの違いはあるのか、注意することは何か、そんな疑問を一気に解決しましょう♪
Contents
一般的な入学祝いのお返しのマナー
実は、入学祝いは収入のない子どもへの贈り物なので本来お返しは必要ありません。
しかし、親としてお祝いをもらったのにお返しをしないのは心苦しいという方が多いのではないでしょうか。
あとで「お返しを贈っておけばよかった…」と思っても後の祭りですよね。
お返しをすること自体はマナー違反ではありませんので、気になる方は贈ったほうが無難です。
また、よく耳にするのは「地域によって慣習が異なり、お返しを“する”“しない”がある」ということです。
統一してほしい!というのが本心ではありますが、本当に住んでいる地域によって違いがあるのでしょうか。
北海道、東京、大阪、静岡、京都に絞って地域性の違いを見ていきましょう。
入学祝いのお返し【北海道、東京、大阪、静岡、京都】での違い
結論として、「地域による入学祝いのお返しに違いはありません」です。
「大阪の人だから」「静岡の人だから」といった地域別のお返しマナーに縛られることなく考えることができます。
最初の段階で悩まなくて済むのは助かりますね♪
ただ、各家庭で決められている入学祝いのお返しマナーに関しては、親や兄弟姉妹、親戚に聞くのが一番です。
周りに頼る人がいないという方は、お返しを贈ったほうが無難だと思います。
とはいえ、他のみんなはどんなお返しをしているのか気になるところです。
そこで、
- 高額なお祝い、万単位の高価なものをもらった場合
- 数千円程度のお祝い金または学習道具などをもらった場合
についてまとめてみました。
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もらったもの別入学祝いのお返し
高額なお祝い、万単位の高価なものをもらった場合
選んでもらう楽しみがあるカタログギフトや、お菓子、金券が人気です。
高額なお祝いや高価なものをくれるのは身内のことが多いため、お返しだけ渡すのではなくお返しの品と一緒に成長のわかる写真を添えると、より喜んでもらえると思います。
最近はフォトブック付きのカタログギフトなども選ばれていますので、ぜひ上手に利用してみてください。
また、旅行や食事など、子どもと一緒に楽しめる場を設ける方も多くいます。
思い出として残るので、モノをもらっても困るという方には大変喜ばれます。
数千円程度のお祝金または学習道具などをもらった場合
お菓子や洗剤などの日用品や相手に子どもがいる場合はその子のものを贈った方が多いです。
お返しの相場は、もらったお祝の3分の1~半分程度で用意するのが一般的です。
もらったものがお返しをすべきか迷うくらい気持ち程度のもののときは、子どもの感謝の気持ちが綴られた手紙を渡すといいと思います。
入学祝いのお返しを贈るときの注意点
一般的に入学祝いのお返しは、入学式の後に贈ります。
ここで注意することは、あまり日を空けないということです。
忘れたころにお返しをもらっても、正直微妙ですよね。
大体、入学式後1カ月以内が目安なので4月中には贈るようにしましょう。
一番いいのは、入学祝いをもらった子どもが直接お礼を言えるようにお返しを持って一緒に訪問することです。
遠方の方や訪問が厳しいときは、入学祝いをもらった子どもの感謝の言葉を綴った直筆の手紙や、入学式の写真を同封して配送することをオススメします。
また、お菓子や特産品といった賞味期限のあるものを北海道や沖縄といった地域に送る際は、配達に通常より1,2日かかる恐れがあるのでできるだけ日持ちするものを選びましょう。
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まとめ
入学祝いのお返しに、北海道や東京、大阪、静岡、京都といった地域で違いはありませんでした。
「あの人は東京の人だから返すのが一般的」「このひとは京都の人だからお返しはしなくても大丈夫」といったことがなく、悩まなくて済むのが嬉しいですね。
ただ、各家によっての違いはあるかもしれないので、そこはぜひ確認してください。
モノを贈るにしても、思い出を残すとしても、手紙だけだとしても、ありがとうの気持ちが一番大切です。
気持ちのこもっていないお返しを贈っても何の意味もありません。
可愛いわが子の成長を喜んでもらえるというのは本当に嬉しいこと。
入学祝いのお返しをすることが目的ではなく、感謝の気持ちを伝えることが目的であるということを忘れずに、贈り物を選びましましょう♪
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