赤ちゃんの短肌着とは、内側1本・外側1〜2本の紐で打ち合わせするタイプの肌着です。
新生児に使い勝手がいいことで有名ですが、一体何枚ぐらい必要で、いつまで着る赤ちゃんが多いのでしょうか。
夏生まれ、冬生まれなど季節によって用意する枚数が違うのかも併せてみていきましょう。
Contents
赤ちゃんにとって短肌着とは?何枚必要?
大人よりはるかに小さいのに、赤ちゃんの汗腺の数はなんと大人と同じくらいの数を持っています。
そのため、汗っかきで体温調節も自分で上手くできません。
汗をかいた赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、きちんとケアをしないと肌荒れをすぐに起こしてしまうのです。
そんなトラブルを未然に防いでくれる役割をしてくれるのが、直接赤ちゃんの肌に触れる短肌着。
汗や色々な刺激から守ってくれるよう工夫されていて、新生児期に主に使用します。
1-1 短肌着には工夫がいっぱい
●縫い代が直接肌に触れることがないように表側にあることが多い
●衿まわりは、布がほつれて顔や首に刺激を与えることがないように、特殊な縫い方がされていたりする
●1日に何度も着替えさせるため、紐が丈夫にできている
●誤飲を防ぐため、ボタンは使わない
●誤飲を防ぐため、縫い代は必ず返し縫いにして糸のほつれが出ないようにする
このように、とことん赤ちゃんのことを考えて作られている肌着なのです。
1-2 適切なサイズは?何枚ぐらい必要?
赤ちゃんの成長は早く、特に生後6か月までが急成長するといわれています。
一般的に赤ちゃんの洋服のサイズは、身長を基準にして考えます。
●60サイズ 身長約60cm 生後3か月〜
●70サイズ 身長約70cm 生後6か月〜
新生児期に使用することが多い短肌着は、50〜60サイズを用意するのが一般的です。
新生児期は、吐き戻しや汗をよくかいて着替えることが多いので、季節を問わず大体5〜6枚は用意しておくと安心です。
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生まれた季節によって、短肌着の素材や用意する枚数は違うの?
「夏生まれだから、汗かいてたくさん着替えるだろうし何十枚も必要だわ!」
「冬生まれで、そんなに着替えないだろうし何枚も必要ないけど、あったかい素材がいいのかしら?」
いえいえ、そんなことはありません。
短肌着は、前述した通り赤ちゃんの汗を吸い取る役目をして、一日に何枚も着替えます。
だから、生まれた季節が寒いからとモコモコのあったかいものを直接着させたりしないでください。
体温調節が上手くできなくなってしまいます。
ただ枚数は季節を問わず5〜6枚用意するくらいで十分です。
それ以上もそれ以下も、極端な枚数を用意しておく必要はありません。
でも夏生まれの赤ちゃんで、うちの子汗をかなりかくからもっと短肌着欲しいわと心配なら、多めに用意してもかまいません。
そこはママのさじ加減で考えてしまってOK。
暑い時は、短肌着1枚+おむつスタイルでもいいですね。
ノースリーブタイプの短肌着もおすすめです。
春や秋生まれの赤ちゃんには、気温差が激しい時や、季節の変わり目の時期などに、短肌着+別の肌着やウエアを重ね着してあげたりしましょう。
冬生まれの赤ちゃんには、肌着やウエアの重ね着+防寒アイテムの使用で対応してあげます。
赤ちゃんの様子をよくみて、適宜着るものを調節してあげれば、短肌着は必要以上に何枚も用意しなくて大丈夫です。
みんな一体いつまで着るの?
短肌着は、出産後赤ちゃんに初めて着せる肌着で、なかなか思い出深いですよね。
成長して大きくなって、ぱつんぱつんになってきたけど、イマイチ変えるタイミングがわからない・・。
卒業するのがちょっと寂しい・・。そんなママも多いかと思います。
安心してください。いつまで着るという決まりはありません!
3〜4か月で卒業する赤ちゃんもいれば、8〜9か月を過ぎても着ている赤ちゃんもいるということです。
赤ちゃんが段々動けるようになってきたら、ジタバタ始まってなかなか上手くお着替えさせてくれなくなります。
寝返りで紐を結ぶのが難しくなってきたり、よくほどけるようになってイライラしてしまったり。
おすわりやハイハイができるようになってくると、頭からかぶせるタイプの肌着の方が使い勝手がいいかもしれません。
「あ、なんか不便だな」と自分が感じたら変えるタイミングといっていいでしょう。
逆に何も感じなければ、サイズアウトもあまりしないし、いつまでも使い続けてもいいんです。
ただ注意したいのが赤ちゃんのお腹が出てしまっている場合。
成長して短肌着では隠れなくなったお腹を出したままにしていると、特に寒い冬などは風邪をひいてしまいます。
そんな時は股下スナップがついている肌着などに変えてあげましょう。
まとめ
いつまで着るのか悩む短肌着。
赤ちゃんの様子と自分の気持ちと相談して変えるタイミングを決めてくださいね。
赤ちゃんにとってもいい着心地だから、いつまでも使うために少し大きいサイズを選んでしまうのもいいかもしれません。
肌着としての役割を終えても、素材が優しいからおもちゃにリメイクしたりするのもおすすめです。
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