新米ママさん、あるいはこれからママさんになるという方には、育児においてまず直面するのが「第一次反抗期」です。
こどもはとてもかわいいものですが、実際に育児を初めてみると色々な悩みに直面します。
この記事では第一次反抗期についていつからいつまで、年齢と特徴、対応策についてお伝えします。
この機会に特徴を整理して、必要以上に慌てないよう対応策を身につけておきましょう。
第一次反抗期とは?いつからいつまで?年齢と特徴
反抗期は、一生のうちに二回あるとされています。第一次反抗期とは最初に訪れるもので、「いつからいつまで」という「期間」は年齢では2歳くらい4歳くらいまでの時期とされています。
但し、第一次反抗期の訪れにはこどもによって幅があり、「いつから」が1歳途中で訪れるこどももいれば、小学生になってから訪れるというこどももいます。
第一次反抗期の特徴は、2歳くらいの年齢から自我が発達してくると、お父さんやお母さんや、周囲の人達がしていることを自分もやってみようとしたり、お父さんやお母さんにほめられたいという欲求が芽生え、自分の意思で行動することを覚えてきます。
そうした中で、「いやいや」という意思表示があります。
「魔の2歳児」という表現もあります。
やりたいことが上手く出来ない時に腹を立てたり、いやだとはっきり意思を伝えたり、言うことを聞かないで気ままに行動する点が目立つようになります。
今まで言うことを聞いてくれていた自分のこどもが、言うことを聞かなくなってくるのでお母さんはとてもイライラが募って来る。
これが第一次反抗期の大きな特徴です。
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第一次反抗期の対応策
第一次反抗期の対応策としては、こどもへの対応策と、お母さん自身への対応策が挙げられます。
こどもへの対応策
とにかく見守ること、こどもがやりたいようにやらせてみることが重要です。
例えば、こどもが自分で何かをしようとして、お母さんが手伝おうとするとかんしゃくを起したとします。
お母さんは人生経験が長い分、ついつい「こうした方がいいよ」とか、こどもが自分のやりたいことが上手く出来ない時はつい手を貸してあげたりしがちなものですが、こどもはあらゆることが初めての経験なのですから、上手く出来なくて当たり前ですし、何より、自分で何でもやってみたいという欲求が芽生えているのです。
やりたいようにやらせてみましょう。
手を貸してあげると、かえってこどもの自主性が発達することを阻害しかねません。
理由もなくお母さんが腹を立てると、こどもは萎縮してしまいます。まして虐待に至っては問題外です。
お母さん自身の対応策
育児の中でもお母さん自身がリラックス出来る時間を持つことが大切だということです。
そして、お母さん自身のことをよく受け止め、理解してくれる人を見つけましょう。
しかし、現在は人付き合いが希薄化しています。
保健センターやカウンセラーと言った専門家のアドバイスを聞くだけでも、違うことでしょう。
そして、第一次反抗期にあたっては必要以上に意識しない、悲観しない、即ちお父さんやお母さんの意識改革がとても重要です。反抗的になったこどもを目の当たりにすると、つい愕然としてしまうこともありますが、「泣くのが仕事」と言われるくらい泣くしか表現手段がなかったのに、年齢と共に表現手段がとても豊かになったということであり、まして周囲の人達がやっていることを自分でもやってみたくなるということは、自主性が育まれてきた証です。
反抗期がいつまでも無いというこどもも稀にいるようですが、お母さんにとってはとても楽でしょうが、そのまま大きくなったらイエスマンにならないか、むしろとても心配になります。
まとめ
「いつまで続くのか」と、とても不安になる第一次反抗期ですが、年齢の経過によりむしろこどもが健全に成長している証でもあります。
第一次反抗期の特徴と、第一次反抗期にあたってこどもとどう向かい合うかということについては長い間伝授されていますから、必要以上に慌てず、長い人生の間に必ず通る道なので「いつまでも続くものではない」と大きく構えていれば、心配することは何もないでしょう。
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