お正月のおせち料理に欠かせない数の子、子孫繁栄を願う縁起のいい食材として知られています。
おせち料理は食材が多いので、とにかく作るのに時間がかかります。
台所仕事を少しでも減らすために、数の子の塩抜きの時短方法を知っておくとよいでしょう。合わせて人気のある簡単な数の子の味付け方法もご紹介します。
Contents
数の子の塩抜きの時短方法
数の子の塩抜きは、時間がかかるものと思っていませんか?数の子を水に浸けて数時間から半日はおいておくというのが一般的な方法ですが、実は塩抜き時間を大幅に軽減してくれる時短方法があります。
最短で1時間で出来てしまいます!これは知っておいた方が良さそうですね。内容と手順をご紹介していきます。
その1 水道水を出しっぱなしにする
数の子の塩抜きの時短方法で一番最短のものは、1時間となっています。その方法とは、水道水を出しっぱなしにして数の子を塩抜きをする時短方法です。これは嬉しい限りですね。他のお料理をしている間に浸けて置いて、ひと段落したらすぐにでも数の子の味付けに取り掛かれます。
- ボールに入れた数の子を水に浸し、水道水の水を細く出しっぱなしにします。常にボールの中の水が入れ替わるようにすることで、塩が早く抜けます。ボールの水を時々変えて1時間ほどです。後はお好みの塩加減になるまで様子をみながら調整します。
- 薄皮をきれいに取ったら出来上がりです。
その2 ぬるま湯を使う
数の子の塩抜きの時短方法で次に最短のものは、3時間となっています。その方法とは、ぬるま湯を使って数の子を塩抜きする時短方法です。
数の子でも他の食材でも、塩抜きをするのは水を使うというイメージがありますが、ここではぬるま湯を使います。ぬるま湯を使うことで早く抜けるのですね。
- 用意した水の量に対して1%分の塩を入れたぬるま湯(40度)を作っておきます。そして、水1Lに対して小さじ2の塩を入れてよく混ぜます。それから数の子を入れて1時間おきます。
- 時間が経過したら、次に数の子の薄皮をやさしく取ります。
- 真水に1時間浸し、水を入れ替えさらに1時間浸して出来上がりです。
どちらも早く塩抜き出来るので助かりますね。我が家流の塩抜き方法の参考にしてみてください。塩加減も各家庭のお好みの味で調節しましょう。
数の子の味付けをすぐにしない場合は、塩抜きした状態で1週間ほどなら冷蔵庫で保存できます。ラップや容器に入れて保存しましょう。
塩抜きしたもの冷凍保存ならば1・2カ月持ちますが、味が落ちて形も崩れますので、おすすめしません。なるべく冷蔵の状態で保存して、早めに調理してしましましょう。
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数の子の味付け方法~人気があって簡単な方法~
塩抜きが簡単に出来たなら、味付けも簡単に早く終わらせたいですよね。数の子の人気があって簡単な味付け方法を参考レシピとともに紹介していきます。
その1 だしの素を使う
材料(4人分)
- 数の子 150g
- だしの素 小さじ1
- 水 1カップ
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 削り節 適宜
作り方
- 鍋にだしの素・水・しょうゆ・みりんを入れて、ひと煮立ちさせて冷ましておく。
- 鍋で作ったものをボールやパットに移して、数の子を2時間程浸けて置く。
- 食べるときに削り節をまぶす。
だしの素を使うことで調理時間はほんの数分で済みます。後はじっくり2時間浸けるだけ、ほとんど放置の状態です。とっても簡単な味付け方法です。
その2 塩こうじを使う
材料(2~3人分)
- 数の子 4本
- 酒 1/2カップ
- みりん 1/2カップ
- 塩こうじ 大さじ2
作り方
- 鍋に酒とみりんを入れて、ひと煮立ちさせて冷ましてから塩こうじと合わせる。
- 鍋でつくったものをボールやパットに移して、数の子をいれて一晩置く。
- 食べるときに削り節をまぶす。
今流行りの塩こうじを使うことで味がまろやかになります。しょうゆを使わないので数の子本来の色が綺麗に出ます。調理時間も短いのが嬉しいところです。後はひと晩寝かせて置くだけです。
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まとめ
数の子の塩抜きの時短方法と人気のある簡単な数の子の味付け方法をご紹介しました。簡単に出来ることが分かれば年末になってバタバタと焦る必要はありませんね。こちらのレシピを参考に、我が家流にアレンジして新しい年を迎える準備をしましょう。
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