2016年4月14日の21時26分頃、熊本県で震度7を観測する地震が発生しました。停電や断水、ガスの止まっているところもあるようで大変な被害が出ている模様です。家屋の倒壊も数棟見られるようで、約3万人以上が避難したようですね。
こういった災害時に話題になるのが物資の不足です。東日本大震災の時もそうでしたが、やはり今回も被災地の中心では物資の不足がおこっているようです。被災地のママさんが一番困っているのはやはり紙おむつがないということ。しかし、今回の熊本地震では、スーパーのレジ袋とSNSが大活躍でした。一体どういうことなのか順に見ていきたいと思います。
紙おむつのかわりにスーパーのレジ袋を使用!
熊本地震の際にやはり紙おむつ不足が起こっていました。しかし、東日本大震災の教訓を生かして簡易おむつの作成するママがいたようです。それは、紙おむつの代わりにスーパーのレジ袋を利用した簡易おむつでした。その作成手順を以下に示しますので是非覚えておいてくださいね。
必要なもの
- スーパーのレジ袋(比較的小さめのものでOK)
- さらし(ハンカチやタオル)
- はさみ
作成手順
- スーパーのレジ袋の両端を切る(袋の下の部分だけがついている状態になります)
- スーパーのレジ袋を開く(袋の下の部分が中心になります)
- 開いたスーパーのレジ袋の上にさらし(ハンカチ、タオル)を敷く
- その上に赤ちゃんを寝かせる(開いた袋の片側にのっている感じになります)
- 赤ちゃんのまたの間にさらしと袋を通す
- レジ袋の手持ちの部分を赤ちゃんのお腹のところで結ぶ
- 以上の手順で簡易おむつの出来上がりです。
ある程度時間がたったら、さらしがぬれてくるので予備があればかえてあげましょう。こうすれば、紙おむつが手に入るまでのつなぎにはなります。昔の布おむつをビニールで巻いたのと同じですね。そう考えるとこういった状況のことを考えて布おむつも準備しておくとよいのかもしれません。
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SNSの拡散で紙おむつが続々と!
もうひとつ大活躍だったのがSNSでした。ある避難中のママが、フェイスブックに、赤ちゃん用のミルクと紙おむつがなく対応がおいつかない状況である、といった内容の投稿をしました。このフェイスブックが瞬く間に拡散。避難所にはこれをみた人たちからの問い合わせが相次ぎました。そして、実際に現場に紙おむつやミルクなどの物資が大量に届いたそうです。
最近SNSの拡散というと悪い話を聞く機会が多かったように感じていました。こういった、プラスの面で利用されるのはおおいに結構なことだです。これが本来のSNSの良い所なのでしょうね。結局、利用する人たちのモラルの問題であるといっていしまえばそれまでなのですが、こういった誰にとってもプラスになるような方向で利用してくれると将来性を感じる媒体であると改めて感じることができます。
まとめ
災害はいつおきるかわかりません。何かあった時の為に役立つ知識をもっておくことが大切であると改めて感じることができました。スーパーのレジ袋、SNS、何が自分を助けてくれるかはアイデア次第です。いざというときのためにあらゆる媒体を利用して情報を集めておくとよいと思います。
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