日本は、世界的にみても地震が多い国です。地震はいつ起こるか予想がつかない場合も多く、実際起きてみないと被害の規模もわかりません。自分だけならまだ自由に行動できますが、赤ちゃんや小さな子供が一緒の場合にはなかなか自由に身動きがとれないこともあるでしょう。
こういった緊急時には物資が手元に届かないことも想定して事前に備えが必要です。赤ちゃんや子供のために必要なものも考慮した地震時に備えるべき持ち物リストを作成したので参考にしてください。
赤ちゃん・子供がいる家庭の地震時の持ち物リストを紹介!
大地震が起きた時に備えておいた持ち物をもってでることになるわけですが、ここで一度考えてほしいのが実際に持って出れるのか?ということです。避難する際に赤ちゃんを抱っこして小さな子供と一緒に家から出ていくとなると、それほど多くは持ち出せないことは理解できるでしょう。
ここでは、必要最小限に絞った持ち物だけを厳選して持ち物リスト化してみました。大きめのリュックサックに入るくらいの分量で考えています。とりあえず、第一陣用としてこれだけは準備しましょう。他にも普段から使っているグッズがあればリストに追加しておいてもよいと思います。
地震時に備える持ち物リスト
- 保険証・母子手帳
- おむつ(5~10枚)
- おしりふき(1パック)
- おむつ用消臭袋
- 哺乳瓶
- 粉ミルク(スティックタイプ10本)
- 離乳食
- 紙コップ、紙皿
- ストロー(4本)
- スプーン
- タオル(2枚)
- 水(500mlを2本)
- ポケットティッシュ
- 財布
- レジ袋
- ホイッスル
- 服を1セット
- お菓子
- 抱っこひも
- 靴
- 授乳ケープ
赤ちゃんがいるママは必ず抱っこひもに入れて移動してください。そうすることで両手があきますので、なにかと便利です。また、歩くことができるくらいの子供であれば靴をはかせることも忘れないようにしてくださいね。
食料については、その子供の成長度合いによって持って出るものがかわってくると思います。まだ、ミルクを飲んでいる幼児であれば粉ミルクをおっぱいをあげている子供であれば授乳ケープを持っていくと安心です。離乳食に進んでいる子供の場合は、瓶タイプのものがそのままたべられるので便利です。もう少し大きい子供であればカンパンやカロリーメイトなどの非常食を準備しておくとよいと思います。ぐずった時のためにお菓子もあれば安心ですね。
また、ホイッスルがあると本当にピンチのときに助かります。もし、どこかに閉じ込められたり人の助けが必要な時に大声をだして人を呼ぶのは意外と大変です。そんな時のために、災害時には首にホイッスルをかけて移動すると安心だと思います。
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地震時にはなんといっても避難が優先!
いざ地震が起こった時にもっとも優先しなければならないことは、安全なところへ避難するということです。事前に準備をしておくのはよいのですが、それを押し入れの奥の方に置いておくのではいざという時にすぐに取り出せず意味がありません。できれば、押し入れの取り出しやすいところや玄関の収納部分に置いておくとよいです。
また、移動の時には楽だからと言ってベビーカーでの移動は避けた方がよいと思います。実際避難するときには道が混雑しますし、階段や段差のあるところでの移動が困難になってしまいます。そういった意味でも少々大変ですが抱っこひもでの避難をお勧めします。
地震が発生した時が夜の場合は懐中電灯もあると便利です。地域全体が停電をおこしていて明りがないといった状況も考えられるからです。できれば、頭にかぶるタイプのものが便利です。緊急時には格好を考えている余裕はありませんから。
もう一点、地震時には電波が混雑して連絡が取れない状況になる場合もあります。家族が離れていた場合で家に帰れない状況になった時のために、あらかじめ家庭内で避難先をきめておくとよいです。筆者の場合は、近くの公園ということにしています。比較的広くて安全そうな場所であればどこでもよいと思います。是非事前に決めておいて下さい。
まとめ
地震時はあせってしまって、普段ならできることが抜けてしまうことがあります。そういった場合を想定して事前にどうするのかを考えておくだけでも実際起きた時の対応が変わってくると思います。緊急時にあせらないように、備えの持ち物リストを参考にしていただけたらと思います。子供たちを守れるのは親しかいません。いざというときのためにしっかり準備をしておきたいですね。
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