育児をしているとわらべ歌を口ずさんだり、手遊びをすることが多いでしょう。
そんなわらべ歌や手遊びの効果や違いについてのお話です。
1歳児頃の赤ちゃんにオススメの歌もご紹介していきますね。
Contents
わらべ歌とはどのような歌のことをいうのか?わらべ歌を歌うことに何か効果はあるの?
わらべ歌とは子供たちの日常の遊びの中から自然と生まれた歌や、昔から親から子へと歌い継がれてきた歌のことをいいます。リズムも単純で曲も短く、遊びを通して目にうつるもの・耳にするもの・感じるものを歌っているので誰でも親しみをおぼえるような歌です。
わらべうたにはたくさんの効果をもたらすと言われています。
大好きなお母さんやお父さんにわらべ歌を歌ってもらうと赤ちゃんはとても心地よく脳もリラックするので、情緒も安定するのです。さらに歌うだけはなく、リズムに合わせて親子で触れ合うことで子供は親からの愛を感じ、親はさらなる子への愛おしい気持ちを感じるため親子の絆も深くなります。
また子供が少し大きくなるとお友達に教わったり教えたりと一緒に遊び、仲間になっていくことを学び、社会性や思いやりも身に付きます。
そのほかにもわらべうたは繰り返しの言葉が多く、また子供でも覚えやすいフレーズも多いので言葉へ興味を持つ第一ステップとなります。
では手遊びとは?
手遊びとは歌のリズムや歌詞に合わせながら手や指を動かして遊ぶことです。手遊びに使われる手遊び歌は生活の中から自然と生まれたわらべうたと違い、大人が子どものために考え、作った歌が多いです。
手遊びにもたくさんの効果があります。手というのは脳を刺激する器官の一つです。したがって左右の手をバランスよく使って遊ぶ手遊びは脳の活動を活性化して発達を促します。いろいろな動きをするので手先も器用になります。
歌と動作が1つになっているので、くり返し遊ぶことでリズム感が鍛えられ、反射機能も発達します。また普段は行わない手先や体の動きをするので、体の動かし方・力の入れ方が身につき、同時に感覚も磨くことができます。
ほかには手遊び歌の歌詞にはたくさんの名前が含まれているので言葉を覚えたり、その「もの」自体に興味や関心を持つことに繋がります。また親や友達と一緒に手遊びをすることでコミュニケーション能力を養うこともできます。
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わらべうたと手遊び、似ているようだけど何か違いはあるの?
わらべうたも歌に合わせて動作をつけることがありますが手遊びとは呼ばれません。わらべうたは触れ合うことや大人と子供が1対1で関わることがより多く、親しみを一層深めたり信頼関係を築く要素が多く入っています。
手遊びはわらべうたのような心地良さは少なく楽しさを重視したもの多いです。保育園や幼稚園など大人一人に対し複数の子供を相手にするような場面にも向いています。テンポよく指を動かし遊ぶことが多いのであかちゃんよりも少し大きくなってからの方がより楽しめるでしょう。
1歳児頃に楽しめるわらべうたや手遊びの紹介
いっぽんばしこちょこちょ
子供が喜ぶくすぐり遊びといえばコレ。くり返し遊ぶことで最後にくすぐられるということがわかるようになり、期待感や予測するということを覚えます。
むすんでひらいて
グーとパーという簡単な動作なので1歳児でも真似しやすく、指を1本ずつ分離させることの準備にもなります。
あたまかたひざぽん
遊びながら体の部位の名前を学ぶことができます。
てをたたきましょう
手だけではなく全身を使うことができ、喜怒哀楽を学ぶことができます。
とんとんとんとんひげじいさん
こちらも簡単な動作だけで遊ぶことができ、想像力を鍛えられます。
子どもがさらに興味を持つような歌詞にアレンジしたりスピードを変えたりと、ちょっとした工夫で子どもはワクワクし想像力、発想力も広がり、より楽しむことができます。
まとめ
わらべうた、手遊びともに子どもの成長にとても良い効果があり、さらに道具などを使用せず手軽にできるので子供とのコミュニケーションをとるとても有効な手段です。
また子どものお気に入りの手遊びを知っておけば、お出かけのときの待ち時間や愚図ってしまったときにも手軽にでき便利です。
お父さんやお母さんが一緒に楽しむことも大事です。様々なわらべうた・手遊びを通して子供さんとのスキンシップタイムを楽しんでください。
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