幼児が成長してくると、気になるのが幼児に履かせる靴のサイズと選び方です。
幼児は成長が早いので、年齢ごとの平均的なサイズや目安、そしてサイズアップのタイミングはよく考えておきたいものです。
今回は、幼児の履く靴のサイズと選び方にフォーカスした情報をお伝えしますね!
Contents
幼児の履く靴の上手な選び方
幼児の靴の選び方で最も押さえておきたいポイントは、「幼児がすぐに成長するからと言って安易に大きめのサイズの靴を選ばない」ということです。
靴の選び方を間違えてしまうと、幼児の足の健全な発達を妨げてしまいます。
その結果どうなってしまうと思いますか?
転びやすいこどもになってしまうばかりか、すぐに疲れやすいこどもになってしまいます。
そのため、靴の選び方は次のようなポイントに気をつけましょう。
- 3才くらいまでは、定期的に靴が足に合っているか観察する。
- 足の甲の高さを調節できる靴がよい。マジックテープ式の靴はおすすめ。
- つま先は厚みがあって広い靴がよい。そうした靴を選ぶことで、足の指が靴の中で自由に動かすことができて、足の健全な発達を促す。
- 踵(かかと)をしっかり支え、かつホールドしてくれる靴を選ぶ。
年齢ごとの理想的な選び方とサイズと目安を知る!
続いて年齢ごとのサイズの目安や平均的な数値を見ていきましょう!
① 0才~1才
0~1才くらいの幼児は、まだ足が充分に成長していません。そこで立った時に倒れにくく、かつ足と骨が正常に発達することをポイントとして、靴を選ぶようにしましょう。
靴の底は硬過ぎず、立った時に足になじみ、素足でいる時のように違和感のない靴を選ぶようにしましょう。
指先から1センチ弱の余裕があると親指がしっかり動かせるので、足の健全な発達のためにも、そうした靴を選ぶようにしましょう。
サイズの平均と目安ですが、3か月までは8センチから11センチ、6か月までは9センチから12センチ、6か月から1才までは12センチを目安とするようにします。
② 1才~2才
1~2才くらいになると、走ることができるこどももいます。
そこで、走った時に衝撃を吸収できる靴を選ぶとよいでしょう。
見落としがちになるのが、1~2才くらいの幼児は外で遊ぶ時間も長くなってきます。
履き心地のよさ、特に通気性がよいかどうかはしっかりチェックしましょう。
実際に靴を履く幼児の立場になった靴の選び方が重要です。
サイズの平均と目安は、12センチから14センチを目安に選びましょう。
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③ 3才~
3才を過ぎると、幼児は更に外で遊ぶ時間が長くなります。
その結果靴は汚れやすくなり、靴を洗う回数が多くなります。
洗濯がしやすい靴を選ぶようにしましょう。
そのためには、靴の表面に凹凸や余計なものはできるだけない方がよいですね。
遊ぶ時間が長くなる結果、靴も傷みやすくなります。
靴がすぐに傷んでしまわないかどうかもしっかりチェックしましょう。
3才くらいになると土踏まずが発達してくるので、あらゆる動きに耐えられる靴を選ぶとよいでしょう。
激しい動きから足を守るためにも、クッション性が高い靴、そして足を動かしやすいように、選び方としては屈伸しやすい靴を選ぶことが重要です。
サイズの平均と目安は、13センチから15センチを目安に選びましょう。
靴のサイズアップの理想的なタイミングはこの時期!
幼児の成長と足の発達には個人差があり、サイズアップのタイミングは見極めがとても難しいのが実情です。
そこで、幼児の足の発達はどれくらいのスピードで発達するかということを知っておけば、サイズアップのタイミングもつかめそうです。
幼児の足の成長のスピードは、半年のスパンで0.5センチから1センチくらい伸びるとされています。
そこで半年の中間、3か月に1度のペースでサイズを計り、その上でサイズに合った靴を買うことが最適なサイズアップのタイミングとなるのです!
まとめ
いかがでしたか?
今までは、見た目やデザインで幼児が履く靴を選ぼうとしていませんでしたか?
選び方のポイントとして、足の健全な発達ということはこれまで見落とされていたのではないでしょうか。
サイズアップのタイミングが3か月くらいということは、この間靴を買ったと思ったら、早くも買い換えに迫られるということになります。
もったいないかも知れませんが、幼児の健全な発達が阻害されてしまう方がかえって取り返しがつかないことになってしまいます。
たかが靴選びという考えではお子様の成長を阻害する可能性もあるのです。
今回の情報を参考にしてしっかり選んであげたいですね。
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