育児・子育て

新生児が泣き止まない・寝ない時は放置!時間は欧米の育児法を参考にしてみたよ!

子育てが始まった新米のママにとって、最も頭が痛いことは新生児がいつまでも泣き止まないことでしょう。

夜になっても泣き止まずに、寝ないと余計心配になると共に、時間が経過するにつれてイライラが募ったり、体力を消耗したり・・

なんで寝ないのかと原因を考えてもよくわからず負のスパイラルに陥ってしまいます。

放置してほっとくといつの間にか寝ることもありますが、やはり罪悪感があってなかなかできるものではありませんよね。

この記事では、放置することは問題がないのか、時間にしてどのくらい放置してよいのか、考えてみました。




新生児が泣き止まない原因は?

まずは、なぜ新生児が泣き止まないのか、その原因について理解しておきましょう。

新生児が泣き止まない原因として、次のようなことが考えられます。

新生児も不安を感じる

生まれてくるまでは、ママのお腹の中で、ママの心臓の音を聞きながら身を委ねていました。

生まれてきてママのお腹の外に出たことで、環境が激変することになります。

そのために、新生児は不安に思ってしまうことが考えられます。

お腹が空いている

お腹がすいて空腹感を訴えて泣き止まない。

機嫌が悪い、不快を感じている

眠気を感じて機嫌が悪くなって泣き止まないことが原因として考えられます。

また、ウンチやおしっこでおむつの中の湿気が増大して不快感が増すことも、泣き止まない原因になります。

そのためにかぶれを起してしまうと、更に不快感が増して余計に泣き止まないことになってしまいます。

他にも、汗をかいていることも泣き止まない原因になります。

赤ちゃんは、体温調節の機能が発達していないので、暑いと汗をかいて不快になり、泣いてしまいます。

上に挙げた例の場合は、原因が解消されることで泣き止むことが多いのですが、これまでに挙げてきた理由でひとくくりにできるほど、単純ではない場合もあります。

筆者の例を挙げて恐縮ですが、7月も半ばくらいでしたが、夜通し寝ないで泣き止まないことがありました。

抱っこしたり背中をトントンしたり、ミルクを与えたりしましたが、長い時間が経っても泣き止まないのです。

暑さで不快なのかと思って部屋を涼しくしましたが、それでも泣き止みません。

ようやく泣き止んで寝たと思ったら、朝7時に・・・なんてことがしょっちゅうありました。

暑さが不快なら、昼間は尚更寝ないだろうと思ったのですが、むしろ昼間はよく寝ていました。

うちの子は夜は寝ないのです。

夜寝ないで泣き止まない原因をどうしてもつかみかねたのですが、今思えば筆者の娘はお腹の中にいた時から宵っ張りの傾向があり、単にかまって欲しくて泣いていたのかも知れません。



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泣き止まない時に放置するのは、問題はない?

新生児がどうしても泣き止まない時は、ほっとくと泣き疲れていつの間にか寝てしまうということもあります。

しかし、いざ放置しようとしても、罪悪感にさいなまれてしまうことでしょう。

欧米では、新生児のうちから一人で寝かせる練習をする、または泣き止まない時でも無理に泣き止ませることをしないという育児法があり、ある意味「放置」していると言えますが、全面的に放置しているわけではありません。

欧米の育児法から、どのくらい放置しても問題ないのかが見えてくるので紹介します。

泣き止まない状態を放置しても、時間にしてせいぜい5分から10分程度様子を観察します。

泣き止まないのはママにとってはいたたまれないことですし、新生児も泣いているのにほっとく状態にされては、悲しいことです。

しかし、泣き止まないからと言って長時間べったりして抱っこや授乳を繰り返しては、ママも疲れてしまいます。

5分から10分程度様子を見て、まめに新生児のそばに寄って安心させてあげましょう。

アメリカでは、新生児の段階から部屋を分けて一人で寝る習慣をつけさせるそうですが、部屋が分かれているからと言って完全に放置している訳ではありません。モニターなどで、様子を確認しているようです。

以上のことから、泣いているのを5分から10分程度の時間見守るのはよいのですが、完全に目を離してほっとく、もしくは全くかまってあげないのはダメだということが言えそうです。

なぜならば、完全に放置して目を離してしまった場合、やっと泣き止んで寝たと思ったら、実は窒息していたという可能性もあるからです。

また、極端に長時間ほっとくと「サイレントベビー」になって、感情表現が上手くできなくなってしまう可能性があるので、5分から10分というのは「つかず離れず」という絶妙の時間なのかも知れません。

まとめ

「赤ちゃんは、泣くのと寝るのが仕事」と言われます。

新生児は、泣くことしか感情表現の手段がないので、泣いているとどうしてもママは不安になってしまうものですが、泣き止まないという状態はいつまでも続きません。

泣くことは、むしろ健全な成長の証しでもあります。

確かに、赤ちゃんが泣いている状態は、ママにとっては辛い状態でしょう。心配になる気持ちもわかります。

しかし、ずっと心配し続けるのも大変なので、少し放置してしまっても罪悪感を感じる必要はありません。

ただ、上記の通り放置のしすぎはいけませんが(苦笑)

いつも頑張っている自分を少し休ませてあげてもいいと思いますよ。

泣き止まない原因が全く思い当たらない場合は、「新生児とはそういうものなのだ」という割り切るくらい、大きな心で見守ってあげればよいと思います。

毎日の子育てをしているママは褒められることはなくても本当大切なことをしているんです。

安心して子育てしてあげてくださいね。



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