赤ちゃんが産まれると、ママとパパが赤ちゃんにしてあげることの一つに、沐浴があります。
沐浴も、ただすればよいという訳ではありません。
適した時間帯や寝てるとき、空腹時、ミルクをあげた食後など、生活の中のタイミングによって、沐浴には気を付けるべきことがあります。
今回は、そうした情報についてお伝えします。
赤ちゃんに、気持ちよく過ごしてもらうためにぜひお役立てくださいね!
Contents
赤ちゃんの沐浴の必要性について
赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、沐浴をしないと、肌がむれたりあせもや湿疹を発症してしまいますし、また、おまたもうんちで汚れてしまいます。
肌がむれたりして不快感を感じると、赤ちゃんは泣いて訴えるしかないので、泣き続けるととてもかわいそうなことになってしまいます。
つまり、沐浴をする必要性は「赤ちゃんの肌を清潔に保つこと」というになります。
ここで、ちょっとした豆知識。
赤ちゃんは「沐浴」と言って、なぜ「入浴」と言わないのでしょうか?
赤ちゃんは免疫力も弱く、細菌に感染するリスクは非常に高いのです。
そこで大人が入浴する浴槽とは別に、ベビーバスに入れることで「沐浴」と呼んで区別しているのです。
沐浴を始める前に事前準備をしておきましょう!
ところで、沐浴をする直前にはバスタオルと短肌着、長肌着などをあらかじめ準備しておくといいですよ。
長肌着と短肌着は手の部分を通しておいてすぐに着れるようにしておくとスムーズです。
特に冬の寒い時期には素早くやってあげたいですからね。
その上にバスタオルを準備しておくと拭いてからすぐに着せることができます。
バスタオルはすぐに水を吸収してくれるものにしましょう。
赤ちゃんに水滴がついていると蒸発時に熱を奪って風邪をひきやすくなってしまいますからね。
こんな感じのものもあるんですよ。
1秒タオルという面白いネーミングですが、商品自体はもちろんしっかりしていますから安心してください(苦笑)
肌の弱い赤ちゃんでもゴシゴシ拭く必要がないので安心して使えます。
こういったものが一つあると重宝しますので余裕がある方はチェックしてみてくださいね。
沐浴に適した時間は?
初めて沐浴をする時は、時間帯やタイミングなどいつ頃どのように行えばよいのかわからず不安になりますよね。
でも安心してください。時間帯・タイミングは特に制限はないです!
ただ、赤ちゃんの生活のリズムを一定に保つためにも、出来る限り一定の時間帯に沐浴を行うようにした方がいいです。
そう考えると、なるべくママが一日の中で最も慌ただしくない時間を選ぶことが理想的と言えそうです。
土日祝日など、パパの会社が休みの日には、パパに沐浴させてもらうなどの分担を決めてもよいでしょう。
尚、夏の暑い時期は涼しい時間に、冬の寒い時期は暖かい時間に沐浴を行うように気を付けましょう。
また、夏の暑い時期は一日に何回沐浴しても構いません。
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ミルクをあげるとき、また食後の沐浴は?
タイミングとして、ミルクをあげるとき、または食後に沐浴をしてしまうと、お腹がいっぱいの状態であり、うつ伏せにしたりベビーバスから出し入れをしている間に赤ちゃんが嘔吐してしまう危険があります。
嘔吐するのを避けるため、ミルクをあげた食後の沐浴は、せめて食後から1時間は時間を開けて行うようにしましょう。
空腹時の沐浴は?
じゃあ、食後やミルクをあげた後の沐浴は避けた方がいいから、空腹時に沐浴をしようと考えがちですが、できれば空腹時も沐浴を避けたほうが無難です。
空腹時に沐浴させると、赤ちゃんは機嫌が悪くなってしまいます。
むしろ、空腹を解消して食後1時間後くらいに沐浴させるようにしましょう。
赤ちゃんが寝ている時の沐浴は?
赤ちゃんが眠いとき、寝てるときの沐浴は、空腹時と同様に赤ちゃんの機嫌が悪くなってぐずってしまうので、タイミングとしては最悪です。
大人でも、寝てるときに急に起こされたりすると機嫌が悪くなってしまいますよね。それと同じです。
機嫌が悪いときに沐浴させてしまうと、赤ちゃんの中で沐浴という行為は、とてもイヤなものだという意識が刷り込まれてしまいます。
それでなくても、沐浴という行為は赤ちゃんにとってはとても体力を必要とするのです。
寝てるときに無理やり起こしたり、夜遅くなってからの沐浴は、避けましょう。
深夜に沐浴させるくらいなら、むしろ朝になってから沐浴させる方がよいでしょう。
沐浴にかける時間は?
前の項でも述べましたが、沐浴は赤ちゃんにとってはとても体力を必要とする行為です。
大人は長風呂が好きという方が多いと思いますが、赤ちゃんの沐浴は時間をかけすぎると、赤ちゃんの体力に大きな負担がかかってしまいます。
沐浴は、10分から15分で済ませるようにしましょう。
沐浴の最適なタイミングはいつ?
それで結局どんなタイミングなの?と思っている方もいらっしゃると思いますのでここでまとめてみましょう。
最適なタイミング
避けるべき場合
- ミルクをあげる時
- 食後
- 空腹時
- 寝ている時
具体的に何時ごろが最適なのかは、ご家庭によって生活のサイクルがそれぞれと思いますので一概には言えませんが、筆者の場合は大体夕方(17時~18時くらい)に沐浴させていました。
授乳の間隔、食後・空腹時、寝ている時に該当しなかったのと、慌ただしくなる直前の時間帯だったということが大きな理由でした。
まとめ
いかがでしたか?
沐浴と言っても、単に沐浴させればよい、いつ沐浴させてもよいというのではなく、空腹時、ミルクをあげている時、食後、寝てるときなどのタイミングによって気を付けるべきということがわかりましたね。
また、新米のママとパパにとっては、初めのうちは赤ちゃんは首がすわっていないので「おっかなびっくり」しながら沐浴させると思いますが、赤ちゃんが気持ちよさそうにしているのを見ると、とても嬉しくなり、だんだん楽しくなってきます。
たっぷりの愛情で、沐浴を楽しんでくださいね!
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