横向き寝の赤ちゃんってなんとなくイメージがないけど、させていいの?と思っている人は少なくないはず。
実は横向き寝には赤ちゃんを安心させる効果も!
ほかにも色んなメリットがあるので寝かせ方と一緒にご紹介します。
Contents
赤ちゃんは仰向けで寝かせることが多いけど何か理由があるの?
赤ちゃんは月齢が低ければ低いほど寝ている時間が長いですよね。なんとなく赤ちゃんは仰向けで寝ているというイメージだから仰向けにしている、うつぶせ寝が危険だから仰向け寝にしている、という方が多いのではないでしょうか。
うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群の発症率が高くなったり、顔が布団やマットに埋まって窒息する可能性があることは有名ですよね。そのこと考慮すると仰向け寝が安全と考えられるのでしょう。
うつぶせ寝は本当にデメリットばかりなの?
前述したようにうつぶせ寝は乳幼児突然死症候群や窒息など危険なことばかりなのでしょうか?現在は仰向け寝が当たり前になっていますが、うつぶせ寝がブームになった時代もあるのです。それは多くのメリットがあったからです。
頭の形がよくなる
仰向けで寝ていると後頭部が圧迫され絶壁になる可能性があります。うつぶせ寝だと圧迫することもないですし、左右交互に顔を向けることで、形良く成長することができます。
吐かない
赤ちゃんの胃はとっくりのような形をしていると言われており、入口部分も開いた状態になっている為ちょっとしたことで吐いてしまいます。うつぶせ寝の姿勢は胃の入口部分が上を向くのでゲップが出やすくなり、また内容物も下に溜まるので逆流しにくくなります。
身体の成長を促す
うつぶせ寝をさせると手足を動かしたり、頭と持ち上げる、顔を左右に動かすそうとするので筋肉が刺激され運動能力が発達します。
夜泣きが少なくなる
仰向け寝より深い睡眠になると言われており、夜泣きや目覚めたときの愚図りも少なくなると言われています。
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あまり注目されない横向き寝はどうなのでしょう?
意図的に横向き寝にさせるお母さんやお父さんは少ないのではないでしょうか。実は横向き寝は赤ちゃんがリラックスできると体勢の1つなのですよ。
横を向き背骨と足を少し曲げて寝る格好はお母さんのお腹の中にいたときの体勢と似ていると言われています。そのため赤ちゃんは横向き寝の体勢が安心するようです。
ほかにも横向き寝は消化しやすくなり吐き戻しを予防できます。ゲップが出なかったときや離乳食をたくさん食べたあとに横向き寝にさせるといいかもしれませんね。ちなみに右側を下にすると心臓への負担がなく、消化器官の構造的にも良いそうですよ。
横向き寝にする方法や注意点は?
仰向け寝やうつぶせ寝にさせる仕方はなんとなく分かるけど横向き寝ってどうすればいいの?と思う人もいますよね。ポイントはひとつだけです。下側になる腕を伸ばしてあげるだけです。これは痺れを少しでも軽減させるためです。あかちゃんの体勢が安定しない場合は両側にタオルなどを丸めたものを置くといいですよ。
そして注意点ですが横向き寝にさせていても自然とうつぶせ寝の体勢に変わってしまうことがあるので注意しましょう。うつぶせ寝の体勢になってしまった場合を考え、固めのマットや布団に寝かせると良いです。顔が埋まることを防げます。
横向き寝に関わらず、赤ちゃんが寝ているまわりにはタオルやぬいぐるみ、小さなおもちゃなどを置いておくことは避けましょう。赤ちゃんの顔を覆って窒息してしまう、誤飲の危険性があるからです。大人が横で寝る場合は大人の枕を赤ちゃんの顔のすぐ横に置くことも避けておくと安全です。
まとめ
それぞれの寝方にメリットがあります。必ずしも仰向けで寝かせないといけないということはないです。目的や赤ちゃんの好みに合わせて使い分けるといいですね。
赤ちゃんは日々成長しています、急に寝返りをしてもおかしくないのです。どのような寝方をしていてもこまめにチェックしてあげることが大切です。
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