自分のお子さんが幼稚園でいじめに遭ったと知ったら、親御さんはショックを受けて、どうしたらよいかわからないことでしょう。
いじめの原因はどんなことが考えられるのでしょうか。
また、いじめに遭っていると知ったらどんな対応方法があるのでしょうか。
いじめている子どもを注意する、あるいはお子さんを休ませる、最悪転園させるという方法があります。
今でこそ話せますが、実は私もいじめられた経験があります。
そういった経験談も踏まえて、原因とそれぞれの対応方法のメリット・デメリットを考えてみましょう。
Contents
幼稚園のいじめの原因
幼稚園でいじめられる原因というのは一概には言えませんが、背が低いなどの身体的特徴や、性格的な特徴が原因と言えるでしょう。
性格的な原因というところで私の例を挙げますが、私は給食を食べるのがとても遅かったことでいじめられていました。
このように、幼稚園でいじめられる原因は様々あると言えます。
幼稚園でいじめに遭った場合の対応方法は?
自分の子供が幼稚園でいじめに遭ったと知ると、親御さんはとてもショックでしょう。
おそらく子供は幼稚園に行きたがらなくなっていると思いますし、親としてどう対応してよいかわからないですよね。
親としてはどのような態度で接すれば良いのでしょうか?
具体的な対応方法についてみて行きましょう。
1.休ませる
一時的に休ませるのは、一つの対応方法ではあります。
お子さんを、しばし辛い思いから解放させる点で休ませることはメリットがあるとは言えるでしょうが、むしろデメリットの方が多そうです。
ほんの少し休ませるくらいで集団生活ができなくなることはなさそうですが、原因が原因ですから、一度休ませてしまうとなかなか幼稚園に行きたがらなくなってしまうことが懸念されます。
幼稚園の先生に相談して、いじめている子どもに対して断固たる対応をとってもらうことが、より賢明であると言えます。
2. 転園させる
転園させることのメリットは、いじめに遭っていた環境をガラリと変える点にあると言えるでしょう。
しかし、転園もデメリットの方が多そうです。
いじめによる転園は、環境を変えることにはなりますが、友達をつくることはまた一からやり直しです。
また、転園した幼稚園でまたいじめに遭う可能性もないとは言えないと思います。
発想が飛躍しているかも知れませんが、大きくなった時に「イヤになったら転職すればいい」と簡単に考えるように育ってしまうかも知れません。
また、転園することによる経済的負担も大きく、リスクが高いと言えます。
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3.相手を注意する
いじめている子どもを注意することも対応方法でしょう。
直接注意してもよいのですが、相手の親との関係や子供同士の関係性など、なかなか難しいところもあります。
注意の仕方がわからない場合は、幼稚園の先生に相談して先生から注意してもらってもよいでしょう。
お子さんは、親の姿を見て育ちます。
「子どものけんかに親が口を出すな」ということはよく言われますが、それは小学校に進んでからのことです。
いじめる子どもに対して注意を与える、あるいは先生に相談したことを伝えることで、自分のことを守ってくれると信頼を寄せ、安心するという点が注意を与えるメリットと言えるでしょう。
注意を受けたことで更にいじめが加速するのではないか、その点がデメリットにならないかと心配になりそうですが、私も自身の経験、あるいは周囲の様子を見聞きしていると、幼稚園児の場合は更にいじめを加速させたり、注意に対して逆ギレするなど、そこまで凶悪ではありません。
いじめに対してきちんと注意することは、いじめをする子どものためにもなるでしょう。
最善の策はどうしたらよいですか?
お子さんがいじめに遭っていると聞くと、とてもショックですし、いたたまれない気持ちになってしまいますね。
もしいじめに遭っていると訴えてきた時の対応方法は、まずはじっくりとお子さんの話を聞きましょう。
そして、お子さんが不安になっている時こそ笑顔で接しましょう。
しかし、話を聞いてあげようとしても、お子さんが幼稚園で何が起きているか言いたがらない時もあるかも知れません。
そんな時は、深く追究しようとしてはいけません。
「ママが味方だから」
「ママが見守っているからね」
そうした言葉で、お子さんを安心させましょう。
楽しいことや、そうでないことも幼稚園に通っているからこそ経験できるのです。
幼稚園の先生だって、しっかり見守ってくれています。
幼稚園は楽しいところだということと、「何かあったら、先生も味方になってくれるからね」と伝えましょう。
ママが笑顔で、幼稚園へ送り出してあげることが最善の対応方法です。
まとめ
いじめに遭っていることを知ると、「なぜウチの子どもが」と理不尽な思いにとらわれるかも知れません。
しかし、幼稚園児のいじめは凶悪かつ陰湿なものではありません。
「いじめをしている」子どもは、思っていることを上手く表現できないだけかも知れません。
ママが幼稚園でずっと一緒にいてあげたいと思うでしょうが、それでは集団生活を経験させる意味がありません。
しっかり話を聞きながら、幼稚園の先生に相談するべき時には相談して、お子さんの成長を見守ることが最善の対応方法ではないでしょうか。
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