大阪府にある認定こども園「三郷幼稚園」で集団食中毒が発生しました。
園児や教職員を含め73名もの人が感染したと言います。
このこども園の給食を作っていたのは「なごみキッズサービス」という会社のようです。
私の子供も認定こども園に通っているので人ごとではないと思い筆を走らせた次第です。
今回の件について詳細を見ていきたいと思います。
集団食中毒が起きた認定こども園は「三郷幼稚園」
今回、集団食中毒が起こってしまったのは、大阪府守口市にある認定こども園「三郷幼稚園」。
近くに大きなデパートがたくさんあってかなり栄えている場所にあります。
しかし、都会にあるからこそ緑がいっぱいの園にしたいという方針のもと、三郷幼稚園にはたくさんの木々が植えられているのです。
何だか心温まるいい幼稚園なのに・・こんなことが起こってしまいとても残念です。
認定こども園って何?という親御さんは今はもう少ないかもしれませんが、一応ざっくり説明しておくと、保育園機能を備えて幼稚園というイメージで良いと思います。
普通幼稚園は、昼過ぎには終わってしまいますよね。
しかし、都会では保育園が足りず1日中子供を預けたいパパ、ママがたくさんいます。
未だに待機児童問題は解消されていないところはたくさんありますから。
そう言った問題を解決するためにできたのが、保育機能を持った幼稚園である認定こども園なのです。
三郷幼稚園は、平成29年度、まさに今年から認定こども園としてリニューアルされた幼稚園で、0歳児、1歳児、2歳児が今年新たに仲間となったのです。
幼稚園のホームページを見ると、施設が整ったとても良い幼稚園という印象を受けます。
ちなみに、こちらが三郷幼稚園の厨房です。
今年から、給食のシステムが変わりました。
新しく設備を新調して自園調理を始めたのです。
おそらく、今回の食中毒もこちらの厨房で作られたものであるということでしょう。
そして、この調理を担当していたのが、給食専門受託会社「なごみキッズサービス」だったということです。
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なごみキッズサービスという会社について
なごみキッズサービスは、名古屋市中川区にある幼稚園・保育園給食専門受託サービス会社。
なごみキッズサービスのホームページを拝見したところ、2014年から運営されている会社のようですね。
会社の方針などを見ると、法を遵守する姿勢も見られますし、管理も徹底して行なっているような印象。
それぞれの園の方針に沿った献立表を考えて、給食を提供しているようですね。
今回の三郷幼稚園の食中毒の件では、なごみキッズサービスから4人が派遣されて調理を行なっていました。
今回の件を受けて、なごみキッズサービスは3日間の営業停止処分を受けています。
信用問題に関わるところですし、原因が突き止められるまで、なごみキッズサービスと契約をしている幼稚園、保育園は給食の提供をしばらく停止するしかなさそうですよね。
そこに通っている子供の親御さんは今頃お弁当を作らなくてはならない状況になっているかもしれません。
それを考えると、被害を受けているのは食中毒が起こった幼稚園だけではないですね・・・
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集団食中毒の原因は?
今回、なごみキッズサービスが行政処分を食らっているわけですが、少しきになるのが三郷幼稚園が自園調理をしているというところ。
三郷幼稚園となごみキッズサービスの間でどのような契約担っているのかまではわかりませんが、三郷幼稚園の園内で調理されているものを提供したとなると原因は幼稚園側にもある可能性がありますよね。
どこまでの管理を委託しているのか、調理場の管理体制はどうなっていたのかなど様々な点を考慮する必要がありそうです。
食材が原因であれば、全面的になごみキッズサービス側に責任があると思いますが、調理場で何かしらの菌が見つかったとなると清掃担当者が誰なのかといったところが問題になるかもしれません。
行政処分はとりあえずの処置だと思いますが、詳細な原因究明を行なっていただきたいですね。
このようなことが今後起きないことを幼稚園、保育園に子供を通わせている親は切に願っています。
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