次期の入園を決める幼稚園の入園試験。
面接があるところも多く、どんなことを聞かれるんだろうと不安になっているママ・パパも多いでしょう。
親にとって気になるのは、入園試験の面接の質問内容や、質問に対してどう答えればよいかの解答例。
親と子供では聞かれる内容も異なるので、それぞれの質問内容についての解答例を準備しなければ!と情報収集をしているところこの記事にたどり着いた人もいるでしょうね。
幼稚園の教育方針はどこまで理解しておくべきか、また長所・短所について聞かれた場合、正直に答えるべきなのか?という点も気になりますよね。
今回は、そうした情報についてなるべく為になる形でお伝えしようと思います。
Contents
幼稚園の入園試験の面接の目的は?
面接を行う目的は何のためでしょうか。
主に、以下の4つのポイントを確認するために行うとお考え下さい。
① 幼稚園の教育理念と、家庭の教育方針が著しくかけ離れていないか、面接によって確認する。
② 入園を希望する子供の個性・特徴をつかむために、面接を行う。
③ クラスを編成する際の資料にする
④ ふだんの子供の様子を観察する
幼稚園の入園試験の面接は、就職試験の面接のように「ふるいにかける」性質の面接ではないこともありますが、特にお受験の幼稚園や人口が多く倍率の高い幼稚園では面接の準備もしっかり行いたいところです。
親が面接で聞かれる質問
親が面接で聞かれる質問内容は、「お受験」で有名な幼稚園でも普通の幼稚園でもそれほど大きな差はありません。
だいたい以下のポイントに絞られます。
・その幼稚園に入園を志望する動機・幼稚園への送迎方法、通園の手段
・子供には、どのような長所と短所があるか
・子供が好きな遊び・食べ物は何か
・子供が苦手な食べ物は何か?また、食物アレルギーがあるか
・幼稚園に対してどのようなことを望んでいるか
・家庭では、どのような教育方針であるか
・おむつが取れているか、トイレトレーニングはどうか
子供が面接で聞かれる質問
続いて、子供の場合についてみていきましょう。
親の場合と同様、幼稚園よってそれほど違いはないので一度準備すればどこの幼稚園でも対応できるはずです。
・自分の名前・年令は何才か
・どんな遊びが好きか
・どんな食べ物が好きか、またはどんな食べ物が嫌いか
・面接には誰と一緒に来たか
・その日の朝は何を食べたか
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幼稚園の教育方針について
記入した入園願書は、コピーをとって保管しておくようにしましょう。
なぜならば、面接では幼稚園の教育方針をどこまで理解できているのか、幼稚園の教育方針と親の教育方針が合致しているかどうかを確認する場でもあるため、入園願書に記入した内容と面接での解答がかけ離れていたのでは、入園に対する本気度を疑われることになりかねません。
幼稚園の教育方針と、入園願書に志望動機をどのように記入したのか、内容をしっかりと記憶しておくことが大切です。
親が面接で聞かれる質問の解答例
面接で聞かれる内容について大事なものをピックアップして解答例を示したいと思います。
志望動機
高校や大学で入試に面接を課す学校でも、就職試験でも、志望動機は必ず聞かれます。
幼稚園の入園面接で親に対する質問の解答例としては、以下のポイントに絞られるでしょう。
あくまで解答例ですので、入園を希望する幼稚園の教育方針を理解した上で参考にしてください。
・幼稚園の教育方針に感銘を受け、子供はぜひそのように育って欲しいと思った。
・一人ひとりを、分け隔てなくしっかり見てくれる幼稚園だと考えて入園を希望した
・その幼稚園を卒園した人で、とてもしっかりしている人がいて、この幼稚園なら安心できると思い入園を希望した。
・(もしも、園長先生が著書を出版している場合)園長先生の著書を拝読して、教育に対する真摯な姿勢と見識に感動した。
トイレ
トイレトレーニングについて質問された場合ですが、これは正直に解答すべきです。
「面接で落ちてしまう」と不安になって、噓の解答をしてもバレてしまいます。
幼稚園によっては、入園前におむつが外れていることは必須という場合もあります。
入園前によく確認しておきましょう。
子供の短所
また、子供の短所について質問された場合の解答例ですが、どうしても面接の場では「子供のことをよく思われたい」という親心が先に立ってしまうと思います。
しかし、人間誰しも短所は必ずあります。
短所がないという人の方が珍しいです。
短所を解消することに努めている姿勢を示すことができれば、不安になることはないでしょう。
子供が面接で聞かれる質問の解答例
・名前と年齢は必ず聞かれます。大きな声で答えられるようにしましょう。
・好きな食べ物について聞かれた場合、好きな理由を簡潔に答えられれば問題ありません。
・好きな遊びの場合も、好きな理由を簡潔に答えられれば問題ありません。
しかし、いざ面接の場では名前と年齢を答えられない子供はかなり多いようです。
面接重視で合否が決まるような、お受験の幼稚園でなければ、名前と年齢が答えられなくても不合格ということはないようですが、事前に名前と年齢を答えられるよう、面接の練習をしておくことは大事です。
また、子供は親と離れて別室で面接を受けるので、親と離されて泣いてしまって面接にならない状態に陥ることも考えられます。
面接重視の幼稚園では、このような場合「家庭に問題あり」と判断されて不合格となる懸念があります。
親と離れて面接を受ける状況を想定した準備も、大事です。
まとめ
幼稚園の入園面接というのは、あくまで特別な受け答えをする必要はありません。
幼稚園は、子供の普段の様子を観察するのが面接の目的でもあるので、質問内容に対してきちんと受け答えができればよいのです。
面接の準備は大事ですが、親が準備の段階から緊張していると子供にも悪い影響を与えてしまいます。
普段と同じ状況で、準備するよう心がけましょう。
笑って来年の春を迎えるためにもできる限りの対策をしておきましょう!
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