皆さん、今までに双子の方達にどのぐらいの確率であった事がありますか？
おそらく、それほど多い数ではないと思います。
もしかしたら、両手で数えられるぐらいの人数ではないかと思います。
また、双子といっても一卵性双生児、二卵性双生児など何パターンかあるのをご存知でしょうか？
この記事では、双子の種類に触れつつどのくらいの確率で生まれるのか、男女という組み合わせの確率などにも触れていきます。
そして、芸能人の中にも双子タレントとしてテレビに出演している方々も頻繁に見かけますよね。最近だとモデルのローラさんがイケメンの双子のお兄さんがいることもわかりました。
そういった芸能人の双子についても見ていきましょう。
一卵性双生児と二卵性双生児の違いは？
双子の中でもいくつかに分けられます、一般的に知られている一卵性双生児と二卵性双生児。
実際には、なぜ双子が生まれてくるのかの原因は明確にはわかっていないそうです。
ですが、仮説としてはいくつかの原因があるとのこと。
『一卵性双生児』
一つの卵子に一つの精子が結びつき、その受精卵が二つに分かれてできるのが、一卵性双生児です。
元々は一つの受精卵が2つに分かれるので、性別、DNA、血液型が全て同じで生まれてきます。見た目もそっくりなのはこのような理由があります。
一卵性双生児の中でも、その過程によって他に3つに分けられます。
凖一卵性双生児
凖一卵性双生児は、一つの卵子に2つ以上の精子が受精し、過受精によって受精卵が分裂することによって誕生した双子のことを言います。しかし、これはとても珍しい事のようで、実際に生まれて生存が確認されているのは、今までにたった一例のみだそうです。
半一卵性双生児
こちらは、受精前に分裂した卵子それぞれに精子が受精する事で、双子として誕生することを言います。しかし、これについては理論上ではあるとされていますが、実際に確認された事はないとの事。
異性一卵性双生児
一卵性双生児は、基本的には同性で誕生するとされています。稀に、性染色体が分裂する際に異なる組み合わせとなって、性別違いの男女の双子が生まれることを異性一卵性双生児といいます。
ですが、男女別の性別で生まれる事は本当に稀なケースだそうです。
いつからかは不明ですが、1976年までに3例ほどの男女の一卵性双生児の双子が確認されているようで、その後もしばし確認されているとの事です。そう考えると、もやは男女の一卵性双生児の双子の誕生は奇跡に近いのではないかと個人的には思います。
『二卵性双生児』
二卵性双生児は、一つの卵子に一つの精子が受精したものが2つある場合。
一卵性双生児とは違い、受精卵が2つ一緒にできると言う事です。この場合、受精卵が2つなので、DNA、血液型、性別も異なる場合があります。
ですので、男女の双子の場合は、ぼぼ間違いになく二卵性の双子と言うことになります。
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双子が生まれる確率は？
双子が生まれる確率は、『1/50』ぐらいだと言われています。一卵性双生児になると、さらに低い確率の『1/285』ぐらいになるそうです。
ただでさえ、一卵性双生児の双子の生まれる確率が低いので、男女の一卵性双生児の双子は殆どの確率で生まれる事がないことがわかります。
ただ、国や地域、出産年齢、不妊治療における体外受精などの影響によっても確率が変わってくるとの事。
芸能人の双子タレント達について
芸能人の中で双子タレントと言えば、個人的には「マナ・カナさんが」まず思い浮かびます。
テレビ番組でも何度か彼女達は、一卵性なのか二卵性なのかについて放送された事もありました。その結果は、一卵性双生児。
あれだけ似ている二人なので、ある意味納得の結果だと思います。
その他にも、一卵性双生児の双子タレントさんをあげると、
モデルの「蛯原友里さん」
お笑い芸人の「ザ・たっち」のお二人
「おすぎとピーコさん」
などが有名ですよね。
一方、二卵性双生児の双子タレントさんをあげると、
モデルの「ローラさん」
アイドルの「橋本環奈さん」
歌手の「藤木直人さん」
タレントの「安田美沙子さん」
などがいらっしゃいます。
ローラさんは双子ですがお兄さんということで、一卵性双生児ではなく二卵性双生児なんですね。
ローラさんに負けず劣らず美形です！
モデルをされることもあるというのも納得ですね。
やはり、一卵性双生児の男女の組み合わせはほとんどいないのでしょう。もし、身近にいらっしゃったら聞いてみると面白いかもしれません。もしかしたら奇跡の一卵性双生児の双子参加かもしれませんよ！
まとめ
テレビなどでも頻繁に双子タレントの方々を見かけることがあるので、双子の存在自体、特別珍しとは思わないかもしれません。
しかし、数字を見ると、実際には双子が生まれる確率は結構低いと言うことを改めて実感しました。特に一卵性双生児の双子として生まれてきた方達は奇跡に近いとも言えます。
今までは、それほど特別に感じていなかった双子についてですが、改めてこれは人間の神秘なんだなと感じることができました。
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