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「殿」と「様」の使い分けの差は?賞状や社内、役職、メール、女性に対しては失礼なの?

(画像引用: http://nicomato.com/wp-content/uploads/2017/02/151207cybozu_team-thumb-640×360-92337.jpg)普段何気なく使う「殿」と「様」。

使い分けを間違えると失礼にあたることもあるので、気を付けたいところですが…。

皆さんは「殿」と「様」の使い分けの差を知っていますか?

最近、職場の後輩に聞かれ、答えられずに先輩としての威厳が保てなくなった私(笑)

その時の疑問から、今回は、「殿」と「様」の使い分けについて

・基本的な使い分け

・メールや社内、賞状などの場面ごとの使い分け

・女性に対しては失礼にあたる?!

などについて調べて行こうと思います!

覚えておいて損はないですよ!

 




「殿」と「様」の使い分け

そもそもどのように使い分けされているか、と言うところからまいりましょう!

基本的な「殿」と「様」の使い分けです。

「殿」

「殿」は、本来目上の人が目下の人に対しての敬称として使う言葉です。

簡単に言えば、上司から部下といった感じです。

「〇〇部長殿」と言うように使われることがありましたが、上司に向かって使うことは失礼にあたります。

また、口語で使うことで、馬鹿にされたと感じることともあるので、基本的には口語では使わない方がいいでしょう。

NG:「〇〇部長殿」、「(目上の人に対して)〇〇殿」

「様」

「様」は優秀です。オールマイティーです。目上、目下、社外にかかわらず使えます。

最近では、ビジネス文書でも「様」で統一されることが多いです。

口語でも失礼に当たることもなく、目上の人から目下の人に使っても違和感はないですよね?

迷ったら「様」を使うといいでしょう。

簡単にまとめると…

「殿」:目下の人に対して。口頭で使ったりすると馬鹿にされている様に感じることも…。

「様」:目上の人に対して。そして、「様」はオールマイティーなので、目上、目下、社外問わずに使っても失礼に当たらない。

覚えておきましょう!

 

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「殿」と「様」、社内やメール、賞状での使い分け

基本的な使い分けが分かったところで、今度は、社内やメール、賞状などの場面ごとの使い分けです。

社内

社内での「殿」と「様」の使い分けですが、これは基本的な使い分けを意識してもらえれば、基本的に差し使えばありません。

「殿」は目下の人や、自分と同等の立場の人に使います。「様」は目上の人に使います。

また、「殿」は口語で使うと不快に思う人がいるため、「様」を使った方がいいでしょう。

仕事のことで上司と話す分だと、普段から一緒に仕事をしている人に「様」を使うのは少し恥ずかしいところがありますから、「さん」でも差支えはありません。

メール(ビジネス文書)

メール(ビジネス文書)となってくると、少し難しいところがあります。

迷ったらオールマイティーな「様」を使うのが一番無難です。

メールでも、「殿」と「様」の使い分けは基本的に変わりません。

ただ、社長や部長、課長といった役職名に「様」や「殿」を付けてしまうと、これも失礼にあたります。

役職名は、そもそも敬称です。そのため、「〇〇部長様」や「〇〇課長様」という使い方は、敬称を2重に使っていることになるためNG。

失礼に当たらない書き方は、

「株式会社○○ ○○部 部長 ○○様」

という感じに、「会社名+部署名+役職名+名前+敬称」が基本です。

また、取引先は目上に値するので「殿」を使うのはNG!

気を付けましょう。

メールでの細かい使い分けをいくつかまとめてみたので参考にしてみてくださいね。

■接点の少ない社内の上司、自分より立場がずっと上の上司■

「○○様」、「○○部長」、「○○部部長○○様」

■普段からコミュニケーションが取れている上司■

「○○様」、「○○部長」、「○○さん」

■同僚■

「〇〇様」、「○〇さん」

■部下■

「○○様」、「○○さん」、「○○殿」

■取引先■

「○○会社 ○○部部長 ○○様」

「○○会社 ○○部長」

「○○会社 ○○様」

「○○大学 ○○先生」

「○○大学 ○○部教授 ○○様」

■社内、社外、一斉送信■

「○○プロジェクト 関係者各位」

接点があり、親しい中の取引先の人でも、仕事上のメールで「さん」を使うと不快に思う人もいます。

仕事は仕事として、ここもきっちりと使い分けましょう。

 

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賞状

賞状と言っても様々あります。

例えば、「表彰状」だと目上の人から贈られるものなので、「殿」が使われることが多いです。

「感謝上」であれば目上の方に贈ることもあるので「様」が多いです。

これは私がもらった賞状ですが…

こんな感じに「様」が使われています。

賞状も、どの立場の人に贈るか、で「殿」と「様」で変わってきます。

基本を一度覚えてしまえば、あとは応用なので、それ程苦でもないはずです。

目上の人か、目下の人かで柔軟に対応してくださいね。

 

え?!「殿」は女性に対しては使ってはいけない?!

女性に対して「殿」を使うのは失礼だ、という話を聞いたのですが、どういった意味なのでしょうか?

これも、目上の人か目下の人かが関係してきます。

「殿」は名前の後につけると、目下の人に対しての敬称になります。

なので、女性に対して、ではなく、そもそも目上の人に対して「殿」を使うことが失礼にあたります。

男女関係なく、無難に「様」を使うのが、失礼に当たらない、と言う事なのでしょう。

 

「殿」と「様」の使い分けのまとめ

ここまで、「殿」と「様」の使い分けについて、調べてきましたが、参考になったでしょうか?

基本の

・目上の人には「様」、目下の人には「殿」

・「殿」は口語だと失礼に捉えられることもある

・「様」はオールマイティー!迷ったら「様」

をポイントに、柔軟に対応していけば間違いないですよ!

役に立つ場面が絶対にあるはず!

頭の片隅に置いておいてもらえたら何よりです。

 

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