生まれたばかりのかわいい新生児の白目の所に、赤い点や赤い線、赤い筋を見つけると、「これは一体何!?」、あるいは重大な出血が起きたのか、ママはびっくりしてしまいますね。
こういうことは、新生児によく起こることなのでしょうか?
それとも、病気を心配しなければいけないのでしょうか?
今回は、新生児の白目が赤くなる現象はどうして起こるのか、どう対処したらいいのか?という情報をお伝えします。
Contents
新生児の白目はどうして赤くなるの?
まず心配になることは、生まれたばかりの時に新生児の目に赤い筋や線が出ていることでしょう。
新生児が生まれてくるとき、新生児はママのお腹の中の産道を通って生まれてきます。
産道の中はとてもとても狭いので、産道を通る時に体が圧迫されてしまい、それが原因で白目の所に赤い点や赤い筋、赤い線が浮かび上がってしまうのです。
ということで、生まれたばかりの時から「もう病気!?」、または「出血が起きた」と心配することはありません。
新生児の白目が赤いのは、病気ではないか心配です!?
新生児の白目に赤い点や赤い線、赤い筋が現れることは、珍しいことではありません。
新生児をよく観察していると、目が赤くなっていることがよくあることがわかってきます。
何故かというと、かゆみや眠気のせい、または泣いている時に目をこすってしまって、そのために目に充血が起きてしまうのです。
また、新生児に多くみられる「逆さまつ毛」によって充血が起こることもあります。
そのような場合も、だいたい2日から3日程度で充血は自然に治ってしまいます。
そして、逆さまつ毛自体も自然に治ります。
もし、大きな血の塊のようなものができていることがあったら…
そんな時は、とても心配になってしまいますね(‘’_’’)
その場合には、目の血管が切れたために出血が起きたことが考えられますが、何もしなくても起きる現象で、病気でなければやはり自然と治まります。
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それでも、病気ではないかと心配になります(;_;)
白目に大きな血の塊のようなものができている場合、数日様子を見た上で、治まらないようであれば、以下の病気が疑われる場合があります。
② ウイルス性結膜炎
③ アレルギー性結膜炎
症状の目安と対処法ですが、もしも大きな血の塊の他に、目やにが黄色くなっていたら細菌性結膜炎の可能性があります。
抗菌剤の成分が入った目薬を投与する他に、軟膏を塗布しましょう。
ウイルス性結膜炎が疑われる場合は、抗菌剤の成分が入った目薬を投与しましょう。
アレルギー性結膜炎の場合、目薬に加えて抗アレルギー剤を塗布することで症状が治まる場合があります。
また、2.の項の逆さまつ毛でも、目薬を処方される場合があります。
いずれにしても、自己判断は禁物です。
様子を見て気になることがあれば、早めに小児科もしくは眼科に行って医師の診察を受けましょう。
その他、普段から気をつけることは?
新生児の白目に赤い点や赤い線、赤い筋に加えて出血が起きる現象は、大体新生児が目を強くこすってしまうことが原因です。
新生児の目の周りは、目やにや涙でとても汚れが付着しやすい箇所です。
新生児が目をこすってしまって起きるのであれば、新生児の目と手を日頃から清潔に保つことで防ぐことができるでしょう。
また、清潔なガーゼをぬるま湯で濡らして目を拭き取ってあげましょう。
その場合、力は入れないで、やさしく拭き取ることが肝心ですよ!
まとめ
新生児の白目に、赤い点や赤い線・赤い筋ができる、出血が起きる現象は、よほどのことがない限り病気を心配することはないでしょう。
新生児が目をこすって白目が赤くなるということは、何か原因があるからこするのです。
目がかゆい、または何らかの違和感があるからなのです。
普段から、新生児の目の周りを清潔に保つことで防止することができるでしょう。
どうしても気になることがあれば、月並みな言い方になりますが、早めに医師の診察を受けてくださいね!
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