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アンビリバボーでロックドイン症候群から回復したマーティン・ピストリウスを特集。壮絶な過去と現在について。

5月19日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で、マーティン・ピストリウスさんという方の話がとりあげられます。この男性は、子供のころ発症した病気によって、「ロックドイン症候群」という病気を患ってしまいました。この病気によってとても不遇な人生を送ることになったのです。

マーティン・ピストリウスさんの人生はどのようなものだったのでしょうか。また現在の様子もご紹介していきたいと思います。

 

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アンビリバボーでマーティン・ピストリウスさんがクリプトコッカス症にかかり意識不明に

マーティン・ピストリウスさんは、今から役40年前、南アフリカで産まれました。幼少期は何不自由なく暮らしていましたが、悲劇は突然起きました。12歳のときに、激しい頭痛とのどの痛みに襲われるようになり、それから1年たつと意識不明の重体になってしまったのです。

マーティンさんが患った病気は、クリプトコッカス症。髄膜炎を起こしてしまい、徐々に身体が動かせなくなってしまったのです。意識不明の昏睡状態になったのは14歳のとき。家族は、当時医師からは植物状態になったと言われて回復の見込みがないと伝えられました。

それでも家族は、回復してくれることを願い、自宅で献身的に介護を続けました。そして、奇跡はおきました。16歳で意識を取り戻したのです。しかし、その回復が悲劇の始まりでもあったのです。

10年以上身体の中に閉じ込められた「ロックドイン症候群」

奇跡的に意識を回復したマーティンさんでしたが、体が思うように動かない状態だったのです。動かせるのは、眼球とまぶただけ。これでは、意識を回復したことさえ伝えることができませんでした。もちろん家族は、マーティンさんが植物状態であるという固定観念があるので、まさか意識が回復したとは考えてもみませんでした。

脳は正常に動いていて意識をしっかりしているのに、身体が動かず四肢まひの状態なので意思表示ができません。この状態を「ロックドイン症候群」と呼びます。本当におそろしい状態だと思います。ロックドイン症候群は、脳の橋という部分に梗塞が起きると発症することが多いとされていますが、まれに、脳幹部腫瘍や膿瘍、脳炎、外相によってもおこるとされています。頸部以下の運動障害が残るため、意識はしっかりしているのに気持ちを伝える手段がない、身体も動かない、できることは考えることだけ、という状態になってしまうのです。

マーティンさんの場合、この状態が6年ほど続いたといわれています。まさに、身体の中に閉じ込められている状態だったのです。

 

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介護施設での苦悩と希望の光

家族は、初め自分たちで介護をしていましたが、あまりの大変さにマーティンさんに向けて暴言をはいたりすることもありました。そういった行動に傷つくこともありましたが、そういった気持になるということも理解できたため家族を心配する気持ちのほうが優先していたそうです。そういった状態になっても家族のことを思いやれるなんて本当にすごいですよね。

そして、家族の負担を減らすためにマーティンさんは、介護施設に預けられることになりました。この介護施設での扱いは相当ひどいものでした。意識や感覚がないと思われていたので、介護士などからたたかれたり、子供向けの同じ番組を何度も繰り返し見せられたりと人間として扱われることはありませんでした。そういった日々に疲弊して、マーティンさんは考えることすらやめてしまったそうです。

しかし、とうとう希望の光がやってきたのです。介護施設の中に看護師兼療法士としてマーティンさんを担当することになった女性は、今までの方と違い、1人の人間として扱ってくれました。話しかけたり、散歩をしたりしてくれたそうです。そして、その女性はある日、マーティンさんが会話に反応しているのではないかということに気づいてくれました。その後、改めてテストをしたところマーティンさんに意識があることが世間的に判明したのです。

その後リハビリをして、身体を少しうごかせるようになっていきました。そして、意識を伝えられるようになったのが、24歳のとき。昏睡状態から再び意識を伝えられるようになるまでに、役10年の月日がたっていました。

その後のマーティンさんは結婚して事業を立ち上げる

現在マーティンさんは40歳。実は、マーティンさん現在は結婚されています。奥様は、妹さんの知人の方のようで現在お二人でイギリスで生活しています。

また、マーティンさんは自分で事業を立ち上げて仕事をされています。ウェブデザインの仕事をされているとのことでした。こういった、肉体労働ではなく、ネットを使ったビジネスがある時代になって本当に良かったと思います。

現在は、自叙伝も発売して、こういった環境の人間もいるということ、どんな相手であっても思いやりと敬意をもって接することなどマーティンさんだからこそ伝えられる内容がびっしりつまっています。マーティンさんの人生を疑似体験できる一冊となっていますので、是非一読して頂けたらと思います。

また、5月19日に放送されるアンビリバボーをご覧いただき、ロックドイン症候群や髄膜炎の恐ろしさや、マーティン・ピストリウスさんの様子を肌で感じてもらえればと思います。

 

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